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FU-JIN RACINGのホイール


【はじめに】

このホイールは、11カ月前の2023年5月1日に着弾した。しかし、その後、ニップルの欠陥がみつかり返送したため、実走はそれから、1カ月後の6月だった。

FU-JIN RACINGは、2022年の夏頃にクラウドファンディングの募集で購入したもので、納品までには約10カ月を要した。
その頃は、コロナ禍によるサプライチェーン問題により、このくらいの納期遅延は普通だった。

開封する瞬間が、一番ドキドキする💓


開封😍

ホイールが再納品された頃、 SDA王滝に出場するためクロカン用のMTBを購入し、そちらに集中していたので、ホイールのインプレは今頃になった。
SDA王滝の回顧はアップ済みなので、興味のある方はぜひそちらも確認して下さい。

【再納品】

自分が購入したのは、リムブレーキモデル、リムハイト50、ロゴの色はグレー。
リム外幅25(内幅は19cたぶん😅)
タイヤはピレリのレースTRL26cを装着した。
クイックリリースとブレーキシューはゴキソのものが同封されており、なんとなく気分が良い。

ゴキソ製のクイックリリースとシュー

後輪のハブ。アルミ製フリーボディにはスプロケ食い込み防止として3箇所にステンレス鋼の棒?が挿入されている。

青丸箇所にステンレス鋼が

前輪のハブは、後輪より直径が細い。ベアリングが4個挿入されてるようには見えない😇
なお、ディスクタイプの前輪ハブは、後輪と同程度の太さ

リムブレーキの前輪ハブ
前輪610g
後輪720g

ホイールは、前輪が610g、後輪が720g、セットで1,330gと劇的に軽い。フックリムホイールのリムハイト50でこの重量は驚異的だ💦
タイヤはピレリRACE チューブレスレディ(2022年頃に買った)を装着。
シーラントは、マックオフ。コイツは慣れてくると容器から直接バルブに充填できるので気に入っている。

容器はメモリ付きで嬉しい

【実走】

さて、FU-JIN RACINGの実力は‼️
恐ろしいくらい、軽くて回る💦
初めてボーラウルトラtwoチューブラーを装着した時以上の感動だ。
とにかくハブが回る。
カンパニョーロのCULTが時代遅れに思えるほど回る。
ポーラワン50CLと比較すると、平坦ルートをテンポで巡航で、時速1〜2キロ上がる。パワーだと10W前後の少ない出力で回せる。

特徴としては坂道と向い風が楽だ。
逆に追い風の場合は、リムが重い分、ポーラワン50CLの方が楽に感じた。
とはいっても、誰もが追い風は大好物なので気にならないだろう。
平坦ルート100kmと200kmで、平均速度が同等のストラバログを探してみた。
古いログがポーラワン50CL、新しいログがFU-JIN RACINGだ。バイクもともにBianchiオルトレXR4だ。
ストラバのログを比較すると、平均パワーが5w前後、FU-JIN RACINGの方が少ない。追い風では、ポーラワン50もFU-JIN RACINGも消費パワーは変わらないので、おそらく向い風及び坂道では、10W前後、省エネできていると思う。
巡航30kphで10Wの削減は凄い‼️

2019年6月。
この頃の方が、フィジカルは強かった
2023年9月。残暑が厳しかったなぁ〜🥵

次は距離100kmのログ。2020年8月と2023年8月だ。

2020年夏
この頃はコロナ禍で屋外ライドさえ微妙だった💦
この日は、日入とともに不思議な雲が発生してた

【まとめ】

とにかく、素晴らしいホイールだ。
このホイールの開発者自身、ゴキソと縁があるようで、私の仲間内では「ゴキソの廉価版ホイール」と勝手に呼んでいる。
私ら、ゴキソのホイールを試したことありませんけどね💦笑

このハブ、ベアリングは(たぶん)スチールベアリングだが、前輪に4個、後輪に4個が挿入されている。ディスクブレーキホイールだと、後輪に6個のベアリングだ。マジで半端ない💦

そのため、ディスクブレーキ用のホイールはセットで1,500g前後あるようだ。ベアリングの分だけ重くなっているのか?
リムブレーキモデルと比べて170g重い。
スポークの重さもリムの重さも同等のはずなので、「おそらく漕ぎ出しは、ホイールセットの重さの割に軽いはず」と勝手に予想を膨らます。

【参考】

ここからは、フリーク(FU-JIN RACING)を紹介したHPからのコピペとなります。
興味のある方は、読んでみてね😊

リンクを貼っときます。

ベアリングの優位性①
シングルベアリングは、シャフトの『たわみ』により歪みが発生しやすくなる。
シャフトのたわみで発生するきしみがブレーキとなり、減速へとつながる。
ホイールを装着し乗車することで、ハブのシャフトに荷重がかかる。
そう、これまで私もそうだが、乗車しない状態でホイールを回し、「あぁ〜、よく回るハブだね〜」と評価していた。
実際に乗車するとシャフトに体重がかかるので、シャフトはだわみ、ベアリング回転の抵抗となるのだ。それをダブル又はトリプルにベアリングを挿入したのがFU-JIN RACINGのハブとなる。


ベアリングの優位性②
ホイールのベアリングは、荷重や応力によりつぶされながら回転しています。この回転抵抗を減らすことができれば走行がとても滑らかになります。
どのように解消するかをご説明します。

① ベアリングの優位性①でもご説明をした通り、シャフトの剛性アップとベアリングの並列にすることで歪みが軽減されます。
② ベアリングは、荷重によりつぶされております。真球が転がりにおいて最良であれば、変形は転がりの敵となります。この敵を解消していくには、荷重を分散する必要があります。それは、ボールの数または硬度であります。
③ この問題を同時に解消するものはやはりダブルベアリングであります。ダブルにすることで、ボールは倍になります。これにより、分散がさらに強くなり変形が軽減ざれます。
④ 結果、ベアリング自体の歪みとボールの変形が抑えられ転がりがより滑らかになります。

青の点線枠が荷重によりボールに圧がかかります。
左の図は、分散をわかりやすく表しております。
ダブルベアリングは、単純に倍になることで転がりが滑らかにすることもできます。

なお、はFU-JIN RACING を購入する場合のHPはこちら⬇️

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