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59、断一九の続編

弱ったり疲れたりしたとき、国粋右翼の「勇ましいことば」や左翼の「優しいことば」は心地いい。だから、庶民は愚民になってしまい、コロッとやられるのである。
しかし、である。そんな両極端な「ドンパチ」や「バラマキ」の政治行動をとったところで、国家が成り立つはずもない、庶民の幸せへの道が、そうそう簡単であるはずもない。日本の軍国主義暴走、ギリシャの総公務員化による大破滅を始め、失敗は枚挙に暇ない。
冷静になって、「両極端の一と九を断つ」(断一九・タンヤオチュウ)の安全牌で行くのが、所属員全体が幸福になれる道である。改めて、「ありきたりの中庸」「ごく普通」の大切さを思い知る。
ただ、一と九に属する皆さんの考えや意見が、全て「否」であるはずもない。内部に抱え込むのではなくあくまで外部として、その都度良ければ丸投げあるいはヒント採用も大いに結構ではないだろうか。
老人故のくどい話である。



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