東山紀之さんが新会社の社長にならないかもと聞いてイノッチに思うこと

【四半世紀のアイドルファンが想うこと★V6★ vol.202】:土曜更新 

旧ジャニーズ事務所(現SMILE-UP.)の問題について、新しく作られるエージェント会社の社長東山紀之さんがそれを辞任し、外部の方が新社長になるようだ。

社長業に専念するためにタレントを引退することにしていた東山さん。でもこの辞任でそれを撤回して将来的にタレント活動を続行する可能性が出てきた。

まだ未確定なところも多いが、東山さんのファンは安堵しているところもあるだろう。私も推しの三宅健くんが見れなくなったらどうしようと考えると、推しが違っても心中お察しできる。活動続行になってほしい。

この東山さんの流れは、
   東山さんが嫌になって辞めた
   →外部から新社長
ではなく、
   外部から新社長
   →東山さんに辞任してもらった
と見ている。

東山さんが一旦引き受けたことを無責任に辞めるという感じがしない。また、外部の意見として、なぜジャニーズ事務所の内部の人が新しい会社の社長をやるのかと言う批判もあったから、その批判をかわすために外部から新しい社長を呼ぶことにしたのだろう。そうすると必然的に東山さんに辞めてもらうほかない。

だとすれば旧ジャニーズ事務所に、東山さんもタレント人生を含め翻弄されていることになる。

タレントに経営陣の責任を取らせる形で役員にするのもどうかと思ってて、タレントを振り回してるなあと思ってたけど、何十年も同じ事務所に所属してると、あまりおかしいと思わず、むしろお世話になってきた事務所だからここで俺が頑張らねばと思ってしまうのだろうか。

東山さんについては、あくまで私見だが、辞任なら辞任で良かったと思う。タレントとして大変才能のある方で、ファンもたくさんいらっしゃる。タレント活動継続が、ご本人にも世の中にもとっても良いと思う。

ただ、V6推しの私としては、イノッチが引き続き、ジャニーズアイランドの社長を続けてることや新しいエージェント会社の副社長になることについて、情報の変化がないのが寂しい。

東山さんに対して私が感じている事は、イノッチに対しても同じだ。イノッチのタレントの実力はすごい。司会やMC、20th Century(トニセン)としてのコンサートなど枚挙にいとまがない。
なのに、タレントの本来業務じゃないことに忙殺されている。

イノッチのやるべき事は、本来の経営陣に、自分たちの責任を感じさせるため、ジャニーズアイランドの社長と新エージェント会社の副社長の地位を静かに退くことだと思う。前にも書いたが、私はイノッチに経営者としての力もあると思う。しかしイノッチが背負わないきゃいけない場面なのかは別問題なのである。

タッキーはタレントを辞めて経営者に専念していたから、
  経営陣から身を引く
  =ジャニーズ事務所を辞める
と言う構図しかなかった。

ただイノッチは、トニセンとして、今月も新曲出したし、トニセンをコンセプトにした「喫茶二十世紀」もやっている。タレント活動が引き続き続き旺盛だ。ジャニーズアイランドの社長や新しいエージェント会社の副社長を退いたところで、ジャニーズ事務所に在籍し続けることは可能だろうから、勇気を持って必要なことだと思って経営陣から身を引いてほしいと思うのが、いちファンとしての勝手な、しかし切なる思いなのである。

東山さんもイノッチも、2人でわざわざ経営陣を説得する必要はない。経営陣には入らないよとするだけで、本来の経営側は困るだろう。二人のできることは、本来の経営側に自分たちの責任を感じ取らせることだ。くれぐれも二人の想いが利用されるようなことがあってはならない。

イノッチの社会性は高く、色々見通せる人だと思ってるが、30年ほど同じ団体に所属すると、何か違うものが染み込んでいくのだろうか。

イノッチには余計なお世話と言われても、想いが溢れるのもファン。イノッチが壊れないか、心配でならないのである。


※2023年11月20日 誤字と読みにくいところ若干修正

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