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「お米が主原料のビール」を造るオンラインコミュニティーを開設します。

こんにちは、「ゴロクヤ市場」です!

「ゴロクヤ市場」は秋田県産専門のお野菜の卸です。

東京から秋田まで568kmの距離があっても、秋田のお野菜がおいしくみなさんに届けられるように、卸としてスーパーや飲食店に秋田のお野菜を使っていただいたり、定期便でお野菜をお届けしたりしています。

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そんなゴロクヤ市場は、「お米のビール=お米が主原料のビール」をつくるために仲間を募集します。

なぜ秋田県産の野菜の卸がビールを造るのか。

そのきっかけを少し説明したいと思います。

ゴロクヤ市場は2017年9月に秋田県のお野菜の卸として活動を始めました。
それから現在まで、秋田県のお野菜を余ることなくたくさんの人の元へ届けるために奮闘してきました。



そんなとき、あらゆる農作物の卸先が決まっていく中で、ひとつだけ取り残されたものがありました。

お米です。

私たちのいわゆる営業力が欠いている、あきたこまちの価格が少々高め、重いので送料が高くなってしまう、などあらゆる原因はあるのですが、大きくはよく言われる「日本人のお米離れ」なのです。

とはいえ、単に日本人のお米を食べる量を増やすというのは簡単な話ではなく、
「お米をあと1日2杯食べなさい」と言われても、難しい話なのです。

しかし、秋田県は農業大国、そしてお米大国。
作付け面積は、畑が9,000haなのに対し、田んぼは87,700ha。
農業産出額は、野菜が308億円なのに対し、お米は1,036億円です。

つまり、お野菜の出荷量を増やしても増やしても、救えていない農家さんのほうが多いということです。そのとき、お米の出荷量を増やさなければ、私たちが考える秋田県の農業の底上げには貢献できていないのではないか、と思いました。

そこでお米の出荷量を増やす方法を考え始めます。
・お米を食べる量が増えるようなイベントを開催する?
・お米から野菜の生産に農家さんが移行する?
・カレー屋さんをやる?

などなど案はつきず色々考えましたが、中期的に数字で見えてくるような施策はあまり出てきませんでした。

そこで私が1日のうちにいちばん口にするものを考えました。
それがお米に変われば、、、

それは、不覚にもビールでした。
私はビールが大好きです。

これは私に限った話ではありません。
日本で消費されたビールは2018年度の1年間で238.6万klと東京ドーム約2杯分。酒類の中では最も多く飲まれています。(参考

みなさんご存知のように、さらに近年ではクラフトビールなど新しいビールの楽しみ方も増えてきて、その中でもお米を使ったビールの製造に取り組むメーカーもあり、お米離れは確かに深刻ですが、新たな業界では新しい追い風が吹きつつあります!

そして、ゴロクヤ市場の拠点、秋田県由利本荘市では天然のホップが採れます。
ゴロクヤ市場では現在ハーブティとして販売していますが、これを秋田のお米と合わせてビールを作ったら最高なのでは!...

ホップティ_サーバー

高まる気持ちで、お酒にまつわる人たちにヒアリングをスタート。

しかし、お米のビールを作るのは、いわずもがなそんなに簡単なものではありません。
まず、すでに世の中にいくつか「お米のビール」と謳われているものがありますが、あくまでお米は副原料で主原料は麦芽です。
「お米100%でできませんか?」と伺ったところ、それはスパークリングの日本酒になるね!との回答。
当たり前でした。

そんな中進めてきた今、やっとお米が主原料でもビールになる兆しが見えてきました!(ここはもう少し先の記事で発表させてください!)

ただ、今まで麦芽が主原料だったところお米を主原料にするには、何百回にもなるであろう試飲と味の調整が必要不可欠です。ゴロクヤ市場だけの試飲量では到底足りません。アイデアも足りません。

そこで今回このお米が主原料のビールをつくる仲間をオンラインコミュニティーとして募集します。

今回オンラインコミュニティー内では、お米が主原料のビールをつくるために、このような活動をメンバーでできたらと考えています。
✔︎お米を使用したビールの飲み比べやサンプルの試飲
✔︎ネーミング
✔︎デザイン、パッケージ
✔︎秋田のビール工場の見学(コロナウイルスの影響次第で要検討)

メンバーは2020年7月31日23時まで実施中のクラウドファンディングのリターンの中で申し込みを受け付けております。
https://readyfor.jp/projects/568market

ぜひみんなでお米の生産を支えるビール造りを楽しめたら嬉しいです!

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