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『新装版 最強の思考ノート術』を要約してみた!

どーも。
もっと人生に余白を!

ねこじたのヒロです。

「ボクの読書で誰かの余白を増やせたら!」

そんな思いで始まった『読書の要約』のコーナーです。

今回は『最強の思考ノート術』という本を紹介させてください。

この本で紹介されているのは、いわゆる勉強や記録のためのノート術ではありません。アイデアを生み出すためのノート術なんです。

「noteに書くネタが見つからない・・・」

「自分だけにしか書けない文章ってどんなものだろう・・・」

そう思うことが多いクリエイターの方には、きっと参考になる部分もあるはずです。

著者情報だけチェックしたら、さっそく要約に入ってみましょう。

◎著者:午堂登紀雄(ごどうときお)さん
・米国公認会計士
・経営コンサルタントを経て複数の会社の代表取締役を務める

◆『思考ノート』とは

・1冊のノートに、仕事かプライベートか関係なく、人生戦略、目標、アイデア、ビジネス設計、ToDoリストすべてを書き込む。

・メモや備忘録ではなく、あくまで「思考する手段」としてのノート。

・脳内だけで深堀りできるのは天才だけ。凡人は書いて思考するしかない。手は第二の脳。

・思いついたらノートする。書くことで忘れられるようになる。ワーキングメモリに余裕ができて、結果として思考が捗(はかど)る。

・「ノートはもうひとつの脳」になる。

・思考を言語化、もしくは図にすることで「見える化」する。「見える化」したことで潜在意識下で熟成される。

◆なぜアナログツールである『ノート』なのか

・「アイデア出し」「問題解決」においては、まだまだノートの方が強い。手で書く。これが大事。

・ノートは起動時間ゼロ。

・電池もいらない、バッテリー切れの心配もない。

◆『思考ノート』の選び方

・ノートのサイズは自分で試す。著者はA4サイズの愛用のかばんに入るようにB5サイズを使用。A5~B5サイズあたりがおすすめ。

・表紙がしっかりしていて、なおかつリングタイプが著者のおすすめ。リングタイプがいい理由は360度に開閉することが可能だから。

・無地か薄い方眼のページがおすすめ。横線のタイプは、思考ノートにはおすすめできない。なぜなら、どうしてもその線に従って書き込もうとしてしまうから。つまり、思考が制限されるから。

・ぶっちゃけ、ノートは自分でいろいろ試して合ったものを見つけるしかない。これが結論。

・常時携帯できるのが前提。自分のバッグなどと要相談。

◆『思考ノート』の実際の使い方

・ポイントは5つある。

①1ページ1テーマしか書かない。贅沢に使う。
②検索できるように、必ず日付とタイトルを書き込む。
③キーワードは線や矢印でつないだりして、関連付けていく。フレームワークや図にして視覚的にわかるように意識する。(マインドマップのような感じ)
④あとから何度でも見返して、思いつくことがあれば書いていく。そのため、最初はキーワードだけ、余白だらけでかまわない。
⑤3色から4色のボールペンで書いていく。消せないボールペンで、色分けしながら書き込む。ここは自分なりのルールでもかまわない。

◆ブレイン・ワークアウト(やりたいことの「見える化」)

・新しいノートにはまず自分の欲望をすべて洗いざらい書き出す。100個くらいが望ましい。カテゴリー別(お金についてなど)に分けて書き出すのもおすすめ。

・今からやらないとダメなこと、1年以内にやるべきこと、気になっていること、将来の気がかりを書き出す。最低100個。

・書き出したら優先順位をつける。重複しているものは消すこと。達成希望日の締め切りを決めるのもおすすめ。

・達成したいことについて思考を深堀りする。具体的な行動レベルにまで落とし込み、ToDoリストをつくる。

・目標は基本的に「一点集中」で一気に突破する。少なくとも多くを一度に追わない。突破できたら、赤線を引いて消す。

・ToDoリストを再度確認し、ページがいっぱいなら新たなToDoリストのページをつくる。この時、必ず未達成のToDoも再度書くこと。

◆『思考ノート』応用編

・打ち合わせ時はノートに書き込みながら、認識にずれがないか共有しながら進めるために使う。

・セミナーなどの講習は、メモしながら疑問点を探す。最後まで消えなかった疑問は質問しよう。

・わかりにくいと感じたら、とりあえず図やイラストにしてみる。

・「紙上ディベート」でロジカル思考力を上げる。反対意見なども書き出して思考を磨く。

・失敗ログをつくって失敗とその時の感情を書いておく。失敗を客観視できるようになり、さらにノートが自身のメンター代わりにもなる。

◆ノートを使うことの限界(デメリット)

・ノートは紛失したら、もうおしまい。いわゆるバックアップが取れない。

・ノートはやっぱり検索が弱い。数冊になってくると、もうどこのノートに何書いたか忘れる。

・会食の場では開きにくい。目上の人や、面接などの場では相手に嫌な思いをさせる場合もある。

・筆記具も持ち歩く必要があるため、かさばる。ノートだけあっても仕方ないのがノート。ペンとセットでないと意味がない。

*

というわけで、以上が『新装版 最強の思考ノート術』についての要約になります。

簡単ではありますが、少しでもお役に立てれば幸いです。

【お礼】
最後まで読んでいただきありがとうございます!
「スキ」や「フォロー」で、その一日が花畑な人間です。
ワンタッチの関係で、ボクを幸せにしてください!

それでは、本日もよい一日をお過ごし下さい。
ねこじたのヒロでした。

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