【アーカイブ】君へ 22歳 おめでとう

2017-02-12 22:00:54

君へ

22歳のお誕生日おめでとう

「短い一生、この世で生きてゆくということは、損得勘定じゃあない。短い一生なんだ、自分の生きたいように生きるほうがいい(山本周五郎)」

儲かるとか、有名になるとか、偉くなるとか、人にどう思われるかなどの打算ではなく、心の声に従って生きていきたいものだ。(岩田松雄)

戦後日本の小説家“山本周五郎”の言葉を引用した、元スタバ社長の岩田松雄さんの言葉を借りて誕生日メッセージの書き出しにしてみました。

今年は誤解を恐れずに、22歳の君へ父から伝えたいことを書いてみます。

親というのは、いつも子育ての不安と向き合いながら言葉を捜します。君が誤解しないように正論をついつい繋げてしまいます。今日は、大人になりかけている君が父からのメッセージを上手に受け取ってくれる事を願って書いてみます。

昨年の11月に我が家にyokoとkadenがきた時、お母さんの同級生が、夜お酒を持ってかけつけてくれましたよね。暫く君と会話していた同級生は君に「大人の世界は見た目も大切だよ、自分が損をするような事はしないほうが良い」とアドバイスをくれたよね。父も無難には、その通りだと思います。しかし、今日までこの言葉に違和感を持っていました。息子と心で会話できなかったな。。。と後悔しています。同級生が君に贈ってくれたアドバイスを父の考えに変換してみます。
「見た目というのは、その人にとっての、その時・その時代の主張・考えや趣向が表現されるものだと思います。知って欲しいのは“その時・その時代”という事です。その時bestだと思う事は思い切ってやってみればいい。でも時や時代は変わり、君の考え・感性も変わります。だから、変化へ対応できるようにしておいて欲しいのです」聡明な君にはこのメッセージの中にある事に既に気づいていて、堅守してくれています。引き続き宜しくお願いいたします。その線を自分で守れれば、それ以外はダメなことってあるかな?無いような気がします。自分が思うように好きにやってください。

つぎは、お父さんが後悔していることを書きます。お父さんはこんな生き方をすれば良かったと後悔している事があります。「人に嫌われないようとばかり考えていた。人に嫌われないように生きるのはとても疲れる。そんな事を考えずに自分の思うように前に進めばよかったと。」お父さんと同じ後悔をしている人は沢山いると思います。有名な人たちがこんな言葉を残しています。紹介します。
「こんなことをしたら嫌われるのではないかと、 何もしない人が一番嫌われます」
「気にしないでいいです。2~3人・10人に嫌われても、反対向けば1億人います」
「好かれるための努力で嫌われる人は多い。そんな努力は無駄です。そんな努力はしないほうがうまくいきます」

少し音調が変わりますが、お父さんは「斎藤茂太さん」のこの言葉が大好きです。これを誕生日のお祝いの結びとします。今日の父からのメッセージを上手にキャッチして、これからの人生の選択・岐路において役立ててくれたら、親としてとてもありがたいです。お誕生日おめでとうございます。

1)自分を幸せにできる人は、人も幸せにできる
2)他人に花をもたせよう。自分に花の香りが残る
3)いま何がないかより、いま何があるかで発想しよう
4)「あのとき、ああしていれば」という思いに振り回されることほど、時間とエネルギーを無駄にし、自分を傷つけるものはないと思いますよ
5)言葉は薬にもなれば、凶器にもなる
6)他人と自分を比べてしまうのはしょうがない。ただ、あの人のほうが私より上だとか下だとか考えて、幸せを他人との比較で決めるのは、もうおやめなさい。あなたが幸せかどうかは、あなたの気持ち次第。「自分は幸せだ」と思える人だけが、幸せに人生を送れるんです
7)人間は弱いようで、強い生き物なんです
8)人間、どん底まで行けばしめたもの。後は上がるだけさ
9)親が子にまず伝えるべきことは、知識よりも、世界中の誰よりわが子を愛していることだ
10)「できること」が増えるより、「楽しめること」が増えるのが、いい人生
- 斎藤茂太 -

【まとめ】
いつもどんなときも使える魔法=“笑顔”😉

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