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太宰のコンテナ生活と●●事情(お題箱から)

※この記事は文豪ストレイドッグスの考察です。
※お題箱に頂いたお題への返信です。

皆様から頂くお題の多様さといい、センスのよさといい、いつもすごい楽しませてもらってます!
私の考察の内容なんかより、お題の内容のほうがよっぽど面白い…。
みんながどんなことに興味を持ってるのかとか、どう認識してるのかとか、そういうのが一番面白いなあと思います。
私の考察は付属品のようなものです。

さて、こんな前置きをしているので既にお察しの方もいるかもしれませんが、今回のお題はすこぶる楽しいやつです!

頂いたお題はこちら:

かなり細かく、そこまで考える必要がないと理解しながらも誰にも吐けずにいる疑問です。人を選ぶような話題で大変申し訳ないのですが……

ズバリ、排泄事情。

コンテナ暮らしをしていた太宰さんの生活が気になりすぎるのです。電気は通っていたようですが、洗濯やお風呂、排泄の事情がどうしても気になるのです。洗濯やお風呂はコンテナ外でどうにかなりそうですが、コンテナ暮らしの排泄事情がどうしても納得のいく妄想ができません。
最近では太宰、ドスのムルソー排泄事情も考えれば考えるほど分からなくなってきました。

2次元において考える必要のないことのような気がしますが、生活をリアルに妄想していくと引っ掛かってしまうのです。
どうお考えでしょうか……?


ねぇ、素敵なお題でしょう?
2次元だから...という一言で片付けて思考を放棄するのはつまらないので、今回もみっちり妄想してみたいと思います。

コンテナ暮らしの排泄事情。
小はまぁ…普通に立ちションで許せるかなという気がしています。
有害物質が染みている廃棄場ですし、社会通念上ギリいける。
問題は固形物の方ですよね。

ということで、まずは太宰の生活リズムです。
太宰の活動時間帯は主に深夜なんじゃないかなと勝手に考えています。
マフィアの活動も夜ですし、昼間はあまり外を出歩かない可能性もある。
そうなると、外を徘徊するのは夜の人けがない時間帯だということになります。
活動時間が深夜ならきっと固形物の排泄も深夜の時間帯なのでは、と思っています。

場所は、深夜の公衆トイレ。
静まり返った暗い公園、切れかかった蛍光灯が灯る入り口、その奥にある個室。中に照明は設置されていない。漆黒の闇が支配する空間。そこに黙して座る。
あまりの暗闇に何が排泄されたかを視認することすらできない。
便器の中に広がる黒い空間を見つめながら洗浄レバーを回す太宰。

こんな感じの闇の中での排泄が似合う。
汚いものもまるっとひとまとめにして闇の中に葬っちゃえっていう魂胆です。

公園のトイレでなくても、工事用に設置された仮設トイレもいいですよね。プラスチックの箱みたいなやつ。
ああいうのって港湾地区とか工業地帯とか、なんか置いてありそうっていう印象です。
近くの工事現場の工事を凍結させたら、そこにある仮設トイレをずっと使い放題という可能性もあったり。工事を凍結させるくらいは簡単でしょうから、そこに水栓式の仮設トイレがあればバッチリです。
そこの仮設トイレの照明はLEDの電池切れで灯らなくなっている。なのでドアを閉めれば中は真っ暗。闇と同化できます。

家の固定のトイレはなくとも、行きつけのトイレはある、そんな排泄生活を送っていそうです。
廃棄場に奇跡的に仮設トイレが捨ててあったら便利なんですけどね。コンテナに電球と冷蔵庫があるからには電気は通ってるはずなんですよね。だとしたら上下水道も敷設されているかもしれないので、敷地内水栓トイレへの希望も見えます。

ここからはおまけで中也の家のトイレについてです。
中也の家のトイレは、ストレートラインの照明が端正に照らす快適空間というイメージがあります。
当然、全自動ですよね。
照明がつくのも、便座が上がるのも下がるのも、蓋が開くのも閉まるのも、もちろん流すのも。
座ると同時にクラシックが流れる機種とかありますが、そういうのもいい。
最後は洗剤入りの泡泡の水で綺麗に洗浄してくれます。

便座の上下も照明の明るさもすべて中也の1日の生活リズムに合わせて自動的にトイレが学習し、まるで執事のように常に最適な状態を提供してくれます。
誤った状態を提供する、例えば眠いのに明るいとか、大をしたいのに便座が上がってるとか、そういうことがあると「チッ」という舌打ちが容赦なく浴びせられるのでトイレくんはいつも緊張しながら中也の様子を眺めてます。少しの状態変化でも見逃すまいと中也のことをじっと観察する健気なトイレくんです。

中也はこんな感じでこぎれいでスマート、かつ最上級な感じがしています。
太宰はその正反対で、公衆の汚いうす暗い最下級のイメージです。太宰のもとにあるトイレは、「我只ここに有り」として佇み、あらゆる汚物、嘔吐、吐血を飲み込む闇としてぽっかり口を開けているようなそんな深淵なトイレです。
全部勝手なイメージです。あらゆる異論を認めます。

ムルソーでの排泄事情も難題ですね…。
彼らをあの箱から出すわけにはいかないでしょうから、普通の囚人のように手錠につなげたままトイレ、というわけにもいかなさそうです。

あの箱…移動したりしませんかね?ウィ~ンと箱ごと移動して、排泄スペースに連れて行ってくれる、とか。そこではトイレもまた空中に浮いた箱の中にあって、二つの箱が合体すると壁がなくなり、行き来が可能になる。
太宰は自分の箱に繋がったトイレに行き、そこで普通に用を足す。終わって自分の箱に戻ると二つの箱が離れる。そして太宰の箱は排泄スペースから再び元いた場所に勝手に移動する。
そんな感じで一応プライバシーに配慮された空間であってほしいものです。

いやぁ、それにしても最高のお題でしたね。
各キャラの排泄事情、その他生活上の裏側を皆さんどう考えてるのかすごい興味あります。きっと多彩な話が聞けるんだろうなぁとにやにやしてしまう。
どなたか妄想を披露してもいいよって方、ぜひお題箱に投げてください。匿名ですし、お好きなだけ吐露してほしいです。未成年の方へのご配慮だけはどうか忘れずに。

お題頂きありがとうございました!!

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