探偵社員のお給料事情(お題箱から)

※この記事は文豪ストレイドッグスの考察です。
※お題箱に頂いたお題への返信です。

頂いたお題はこちら：
既にお答えされていましたらすみません

探偵社の調査員の給料事情についてご意見を伺いたいです！

事務員さんは基本給+残業代のほぼ固定額だと思うのですが、調査員の皆様はどうなのでしょうか？
事務員さんたちと同じように定額なのか、それとも解決件数によって手当が追加されるのでしょうか？もし後者の場合は、難易度によって金額が変わったりするのでしょうか？
1件解決すると1万の定額の場合、簡単な依頼を日に1件解決して月30万稼ぐ人と、すごく難しい密室殺人ばかり担当して2万稼ぐ人とだと不平等な気がするので、やはり難易度で変わるのでしょうか？その場合難易度の判定は誰が行うのでしょうか？

依頼件数によって手当がある場合、酒屋や下宿のツケが溜まりに溜まってやばくなり、依頼解決に奔走する太宰さんが見れるのではとワクワクしています。お時間がある時にお答えいただければと思います。

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素敵なお題を頂きありがとうございます！！
こういうのは私よりももっと豊かに想像できる方が沢山いらっしゃるのではないかなと思うので、面白い視点を提供できるか自信がありませんが、色々考えてみたいと思います！

探偵社の調査員のお給料はなんとなくのイメージですけど庶民的な収入のイメージありますよね。福利厚生も地味めっぽいです。

乱歩さんが3巻で「特別賞与？昇進？」って言っていたので、ボーナスや昇進もあるはず。
昇進があるということはみんな一律で「調査員」じゃないってことかもしれないですね。
主任調査員、上級調査員、主席調査員とかそんな感じの役職が実はあったりするのかも？
その役職に応じて基本給が決められていて、そこに上乗せする形で業績給と年2回のボーナスとかありそうです。
解決数とか貢献度とかの歩合制に寄った給与体系というよりは、ある程度の平等性が担保された相互扶助的な意味合いの強い給与体系になっててくれたら探偵社っぽくていいかなという気がします。

主任調査員は基本給が月20万、上級～主席調査員になると月35万くらいもらえるのでしょうか。そこに業績給として解決した依頼数に応じて歩合制の給料が上乗せされるとか。（だいたい5～15万くらい？）
業績給が件数という量の指標で判断されるのか、解決貢献度という質の指標で判断されるのか、そのあたりは妄想の余地がありますね。
質に寄せるなら確かに事件の難易度も加味しないといけなさそうですし、基準を設けるのが難しいところ。事件解決後に提出させられる「調査報告書」の内容を見て社長が判断していたりするのかも。社長の異能「人上人不造」のイメージからして公平性の判断は得意そうな感じがするので、貢献度から導き出す業績給の金額がピカイチで誰も文句言えなかったり、というのもあり得そうです。いや、社長抜けてるからないのかな？ちょっとそのあたりわかりません...笑

これらの月給にプラスして、探偵社の業績に応じて、年2回の賞与が支払われる。
ざっくり計算すると、年収は350万～700万くらいの間でしょうか？
（参考：現実世界の探偵社員の平均年収は450万ほどらしいです。また、地方公務員である警部の平均年収は600～700万とされているので、箕浦さんと乱歩さんが同額くらいの収入を得ている感じになるでしょうか。）
手取りにすると280万～530万くらい。
社員寮つきでこれなら結構良いのでは？と思ってしまいますが命がけですからね。リスク量には全然見合ってません。
けれどもお給料のために頑張っている人はいないはずなので、特に不満もなさそうです。

不満を抱えているとしたら、お題主様のいうように太宰さんですかね。
太宰さんはマフィア時代に幹部として数千万規模の収入を得ていた可能性もありますので、その落差に未だに慣れず、かといってマフィア時代の貯金もなく節約する習慣もなく、気づいたらお金がどこかに行ってしまっている人な気がしてるので、少しでも稼ぐために依頼解決に翻弄するか、手っ取り早くギャンブルしに行ってそうですね！

探偵社の収入の大部分が乱歩さんの貢献によるものかなと思うので、仕事でこれだけ貢献しているのに給料にそんなに反映されていないところが「僕はなにもしないからね」っていう乱歩さんのちょっとした反抗に繋がってたらおもしろいですね。（別にお金がほしいタイプではないと思うのですが、なんとなく感じている不平等感をそういうところで晴らそうとしている、あくまでも精神的な意味合いのもの）

なんか現実的過ぎてあまり面白みのない妄想になってしまいました…。
皆様の脳内でここからさらに個性的な妄想を膨らませて頂けたら嬉しいです。

楽しいお題、ありがとうございました！！