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太宰は先代首領の隠し子か(お題箱から)

※この記事は文豪ストレイドッグスの考察です。
※お題箱に頂いたお題への返信です。

頂いたお題はこちら:

初めまして。ものあし様の文スト考察、ためになるものばかりで、また作品に対する愛をひしひしと感じ、どれも興味深く拝読しております。先日投稿された太宰さんの幼少期に関する考察も大変面白かったです!
太宰さんの出自、気になりますよね…!ご本人様からして父親とは色々あった方なので、やはり文ストの彼にも何かしらあるのではないか、と勘繰ってしまいます。
太宰さんの出自について、はっきりとした根拠がある訳でもなく、考察というよりは(個人的な願望含む)妄想に等しいものなのですが、先代首領の隠し子とかだったら面白いな、と思っています。もし太宰さんが先代首領の隠し子なのだとしたら、(異能開業許可証を手に入れる為とはいえ)森さんが太宰さんという優れた人材を失ってまで彼をマフィアから追い出さなくてはならなかった理由も察しが付きますし、織田作が太宰さんについて言った「マフィアになるために生まれてきたような男」や樋口ちゃんが言った「貴方の血はマフィアの黒」という言葉の意味合いが180度変わってくるな…と。
と、ここまで語っておいて何なのですが、私自身、作中で明かされた情報を全て把握しきれていないので、もし何か矛盾点などがありましたらこの話は忘れて頂けると幸いです…。
森さんと太宰さんの出会いの経緯も謎ですよね。偶然にしては出来すぎている気がしますし、太宰さんは森さんの企みに気付いた上であえてそれに乗ったのではないか(その後の口封じも承知の上で)という気もします。
長くなりましたが、お付き合い頂きありがとうございました!ものあし様の考察や作品語り、これからも楽しみにしています!


お題を頂きありがとうございました!
考察読んで下さり、感謝です。

そして…めちゃくちゃ面白いお話をありがとうございました…!!
太宰さんは先代首領の隠し子…!なにそれ最高です!
だとすると太宰は自分の父の暗殺を無表情で見届け、さらには(幻影とはいえ)蘭堂戦の最中に父殺しをしたわけですね…?!
す、すきだ…その話すきだ…
森さんがそのことを承知で太宰をあの場に置いたのだとしたら、森さんの趣味のおそろしさたるや…
そしておっしゃるとおり、織田や樋口ちゃんの台詞は太宰の出自についての伏線になっていたという読み方もできる…
とても魅力的な説なので推します推します!

森と太宰の出会い方は確かに偶然にしては出来すぎていますよね。
当時の太宰はまだ将来に対する計画(今でいう対魔人のための計画)は持っていなさそうだなぁと感じているので、森の計画のひとつだったか、もしくは夏目さんの種まきのうちの一つだったのか…。

個人的に気になっていることとして、太宰は夏目と会ったことがあるのか、あるとしたらいつだったのか、っていう点があります。

太宰が9~10歳頃に夏目が引退しているので、引退後はなんとなく接触が難しそう…。
黒の時代で(アニメを見る限り)既に夏目の存在を知っていたようなので、夏目とはそれまでに接点があった感じがします。
「先生」と呼んだり、「あの人」と呼んだり、なんとなく親密感がある。少なくとも織田と夏目の関係性よりはもう少し深い感じがする。
15歳の時点で、自分の異能の使い方をよくわかっていたので、森さんに教わった可能性もあるけれど、もっと前に夏目から聞かされていたという可能性もあるのかもしれません。9~10歳頃に夏目と出会い、そこで異能のことを夏目に教わった、とか。
ちょうどその頃は、夏目が織田と出会ったり、三刻構想を打ち出したり、将来を見据えて夏目が活発に種まきをしていた時期でもあります。

織田に本が与えられたり、敦が孤児院で本と出会ったり、本を通じてなにかが変わるきっかけが生まれることも多いので、太宰の過去にもなにかの本が関わっていたりするのかもなぁという妄想も膨らみます。

まだ気になることは沢山あるし、今後明かされていくのが楽しみですね!
とても面白い考察をお聞かせ下さりありがとうございました!
またなにか良い考察が思い浮かびましたら、ぜひ教えてもらえると嬉しいです!

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