ラヴクラフトの考察(お題箱から)

※この記事は文豪ストレイドッグスの考察です。
※Twitterのお題箱に頂いたお題への返信となります。


お題:ラヴクラフトについての考察をお願いします。
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あまりクトゥルフ神話には詳しくありませんが、以下個人的な見解です。

1.ラヴクラフトは何者か

ご存じのとおり、クトゥルフですよね。異能力名は「旧支配者」でありクトゥルフ神話に登場する神々の総称になってますが、見た目や性質はクトゥルフそのものです。

【クトゥルフの特徴】
・タコのような見た目、コウモリのような翼、全身が緑色で30mを超える巨大な躯体
・見た人に狂気をもたらす
・普段は太平洋の海底に沈んだ古代都市ルルイエに眠っている

最後、ラヴクラフトは深海のルルイエに帰って眠ろうとして海に潜ったのでしょう。
地上に出てきての大仕事。まじでお疲れさま。


2.なぜ汚濁が通用しないのか

旧支配者には人間の理解をはるかに超えた神々がいますが、その中でも「外なる神」と呼ばれるやつらは異次元の存在だったりします。
たとえば、全ての神の始祖「アザトース」はこの宇宙の始祖のような存在で、この宇宙が始まる前、ただの混沌だった頃から存在しているようなやつです。
他にも「ヨグ=ソトース」という神は時空間そのものであり、全であり無、無であり全みたいなやつです。今は宇宙の外側に追放されていたりします。
一方、汚濁は「この宇宙の中」での最強の物理法則なので、さすがに宇宙の理の外から来たようなやつら相手にはどう頑張っても無力。
じゃあ内部から破壊できるのは何故?って感じではありますが…
このシーンはいかに最強の物理法則であっても旧支配者相手には無意味だよ、ってことをただ伝えようとしていたのかなと解釈しています。


3.フィッツとの契約

旧支配者たちは基本的に人間の世界には興味がないので、召喚するのはそんなに簡単ではない。
フィッツとの「契約」と言うからには、お互いに利益のある条件交渉がなされており、フィッツは何かを対価として保障していると思われます。
その対価とは何か。
白紙の文学書を得たあかつきには、ルルイエを浮上させてあげてもいいよとか。白紙の文学書で世界入れ替えても君たちの王国に影響のないようにするねとか。適当なことは色々浮かび上がりますが正直わからないので、この辺はミステリーのまま残しておきましょう。


こんな感じでざっくりラヴクラフト考察でした!
お題頂いた方、ありがとうございました!!

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