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文ストアニメ4期6話(43話) 感想

※アニメ派の方を考慮して、単行本ネタバレなしでお送り致します。安心して見てってください。

今週はリアタイに遅刻しましてさらに感想文も遅刻しまして、ああもうこのままいっそのこと白うさぎさんを追いかけてどこか不思議の国にでも旅立ってしまいたいけれど、地獄がしつこく私を呼んでいるので仕方なく2周まわってくだをまきます。今週書くこと多い…


授与式ですね。ここの会場、豪華絢爛ですごい~外の景色が絶品。
どこぞのいいホテルからみた眺望ですかね。

欧州当局もプシュキンとドストエフスキーを捕まえようとしていた、というとこなんだけど、プシュキンがどんな凶悪な犯罪を起こしていたかはもはやどうでもいいとして、ドスくんも欧州当局に狙われていたとは。ムルソーからの脱出幇助の罪か、それ以外にも何か目をつけられてるの?ドスくんと欧州の関係性、まだよくわからない。
このおじさん二人が喋ってるとこの背景にある絵画にも何か意味込められてるんでしょうか?欧州の古城のような。

探偵社が白鯨落下と精神錯乱から街を救ったことになってるけど、探偵社がいるから狙われたってのもあるんですよね。探偵社とか異能者がいなかったらそもそも民間人を巻き込んで被害が出ることもなかったわけで。
探偵社は英雄でもあり、元凶でもあるような。

ゴーゴリ秘書役馴染んでていいね。この人、確か史実でも小説家として名を成す前はペテルブルグの調査局で書記補佐してるんだよね。史実の再現。

グロきたね。こういうのほんと…描いて下さる方々のお気持ちを考えるとね…35先生もアニメーターの方も皆さんすごい。
若手議員、沿岸警備隊の副司令、国防省の局長秘書、軍警の一等軍吏
標的になっているのは、みんな個人なんだよなぁ

探偵社に潜む天人
祓魔梓弓章
市警機動隊の特別顧問に探偵社が内定(漫画では探偵社じゃなくて社長になってる)
不楽本座、席に戻らない
この辺は全部伏線な感じしますね
単行本でもまだ真相は明かされてないので、伏線の再確認しながらアニメ勢と同じ目線で楽しめるのいいですね

はっ!か、かじさんがお越しになりました…!
なんとなく声を太宰さんに寄せてる…?そんな気がするの私だけ?この二人の掛け合いは…ちょっとチートすぎるよね…
ところで太宰さんはなんでこんなうれしそうにしてるんですか?
自分の隠してた過去が暴かれてもう隠す必要なくなって、開放感からわほほーいってなってる顔?
きたきた面白い展開きた!ってわくわくしてる顔?
条野を前にあえて本心を隠さず悪い顔しているの、やっぱり相手が条野だからなのかな?気を許している、とも受け止められる。

政府の秘密会議と五衰はまた別なんだよね
秘密会議の探偵社撲滅運動を五衰が乗っ取っているということで。
秘密会議の方の動機は、斗南の仇討ちがメインかな?
座ってるのは斗南入れて8名?漫画では9名
いずれも本部長級の要人っぽいので、継戦派の官僚あるいはその血縁などか、もしくは探偵社に大切な人を殺されたとか、個人的な因縁によって結成されてそうな感じするね
おおおおお!この会議室の斗南さんの後ろの絵画…鳥かごの中にお花入っててとても意味深。

そしてゴーゴリが待機している斗南さんの執務室にも鳥かごの絵画が2つ飾ってありますね。3つかな?
この執務室、調度品のセンス良いし、光の入り方にさえも重厚感を感じられてすごいんだよな。
斗南撫山、お二人ともそっくりですね。登山お好きなんですか。
中島敦の斗南先生でも、叔父が山に籠り、それを主人公が迎えに行くくだりがあったね。山好きはそこからのオマージュかな。

子安さん、声の変動すごい。
ひゃああ!このゴーゴリの顔…いい…!
その踊り、もう最高だよ君。かわいい効果音までつけてもらっちゃってほんと贅沢ね。

お、ビデオレターきた。時刻は17:35。外まだ明るそうだね。
だけどほとんど暮れかかってるな。
そして街の人々は長袖…か。
だとすると、共喰い8月、不楽本座9月という説が一番濃厚かな…
18:00ちょうどに陽が沈む時期、かな。

わあ!きた戦闘シーン!電柱の攻撃、威力のすごさがすごい伝わってくる
落としてみたキャピン☆じゃないよほんとにもうね。
種田長官のとこの壁画、前どこかで書いたことあるけど天使のまわりに十字架いっぱい立ってるから、天人に降る死相、という解釈でいいのかな。
天使の翼の部分に目がいっぱいあるね…この目、黒目の部分にゴーゴリと同じように十字っぽいのが入ってるな…ゴーゴリの十字が入った目にはどんな意味が、そしてなぜ目への執拗な執着がこの壁画に見られるのか…この辺は気になるなぁ。

おっと。ここで乱歩さんにこの台詞言わせちゃうの?まじ?
「Vは天人五衰のことである」を確立させてしまうと、「天人五衰の真の目的は日本国内の異能者の駆逐である」というところまでまとめて明かされちゃうと思うんだけど…
敵組織の真の目的をこんな序盤にポロっと出すことあります?普通最後まで隠しておくよね、その方がおもしろいから。
ちなみにね、本誌ですら五衰の真の目的はひっぱってひっぱってまだ明かされてないんだよね。それがここで回収されたのだとしたら、この後の本誌はアニメで明かされたことをなぞるだけになるってことで。読者と視聴者の楽しみを根こそぎ奪われた気分。
ということで、乱歩さんのこの台詞は真実ではなく、煽り文句だと信じてます。その方がカフカ先生らしいなと思うし、もうひと段階、サプライズが待ってると期待してる。
話の序盤で出されたもっともらしい情報は、誤謬を植え付けるためのものか何かの前振りだよね、というのが私個人の素直な感覚であり、さすがにこれがすべてだとは思いたくないな。

おおお、敦くんがゴーゴリに足引っ張られてるときの作画きれいだな
なぜ人を殺すか、に回答するゴーゴリの声、思ったよりもおしとやか
そして僕は完全に正気だで1トーン下がるのたまらん
ゴーゴリくんさ、私色々掻きまわして考察書いているけど、この人をシンプルに表現すると「死以外の方法で原罪から逃れようと模索している人」なんだよなぁと感じる。
そして破壊的なまでの純真さと、底知れない好奇心を頼りに突っ走ってしまうあたりはものすごく少年らしい、あるいは幼児らしいよなぁとも思う。
なにが言いたいかというと、表の顔もかわいいけど、裏の顔もなんだかんだでかわいいのだ。

18:00が近づいてきました。暗くなってきたね。
QのBGM…4期でもちょいちょい流れるね。
国木田さん、夜叉で犯人全員の首を刎ねるって、なんというか、珍しく過激だし、この瞬間においては正義の国木田さんからも悪の匂いが漂いますね。
国木田さんの考える善悪の基準って何なんでしょ。

原稿用紙、本当に用途豊富すぎるね。
もはや今このときのために用意されていた小道具とでもいうか、白紙の本の書き込みを再現するために初期から原稿用紙仕込んでたのかな?と思わせるくらいにぴったりはまってる。

あらあら、入れ替わっちゃったわ。
そして要人たち本当に切断されちゃったわ。
ゴーゴリの狂気にはさすがに鳥肌止まりません。
不楽本座の標的は斗南⇒探偵社と上書きされてますけど、この先まだ上書きあります?もうさすがにないかな。

地獄始まっちゃいましたね。
アニメの描写、細部までめちゃくちゃこだわっててすごい良かった。
地獄は地獄なりに目を凝らすと面白みがあるということで、来週からも楽しみです〜!


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