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学び続ける『最強企業』

■働く外国人に抱いていた「覆されたイメージ」

私は以前海外で働くようになったとき、外国企業とそこで働くビジネスパーソンに対して抱いていたイメージで、二つ覆されたことがあります。

一つは、どこの国に行っても、仕事のできる人は、やはり『よく働く』『遅くまで働く』ということです。

日本にいるころは、できる人ほど時間で働いていないので、「やるべき仕事をさっさと終わらせて、とっとと帰る」というイメージがありましたが、そんなことはありません。

これは俗に言う80:20の法則の多数を占める80の人たちがそう言う行動を取るので、早く帰るイメージがついていただけだということがわかりました。

トップ20%のできる人間は、仕事を楽しんでいるので、時間内に終わらす仕事はもちろん、終わっても仕事に対する興味が尽きないので、更に働くのです。

決してやらされ感覚ではなく、自らの意思で仕事をして、仕事で成果を上げ、自分の成長や会社の成長を楽しんでいるのです。

■外国企業に抱いていた「覆されたイメージ」

もう一つは、海外の企業は非常に合理的で、極論ですが「人を成果を上げるための駒」的発想で扱っていて、人の入れ替えも激しく、「どうせやめてしまうから・・・」という発想で、「できるやつは残るし、ダメなやつはやめるから・・・・」という感覚で、社員教育などにも力を入れていないようなイメージがありました。

しかし、そんなことはまったくありませんでした。

金融機関やプロフェッショナル的な業種は、こういった傾向は今なおあるように感じますが、その他世界的に活躍するエクセレントカンパニーであれば、教育に熱心なのには驚かされました。

■某エクセレントカンパニーの凄さ!!

某エクセレントカンパニーは、幹部育成研修の予算は年間900億円だそうです。

売上が約15兆、営業利益が約1.5兆円ですから、900億円と言ったら売上の約0.6%、利益の6%を使っていることになります。

2010年に起きた金融危機の荒波に揺れる中でも、コスト削減に躍起でしたが、次世代のリーダーを育てる教育研修費は、経費ではなく、未来への投資として、手を出さない聖域としたそうです。

そして、その会社のCEOは、仕事の30%は幹部育成に費やすという徹底ぶり。

そこで働く人々の多くは、15~20年ほど第一線で働き、その間に絶えず教育を受け続け、次世代の幹部は2~3年ごとに集中教育を受けることになるそうです。

時代の変化に適応しながら成長を続ける企業は違いますね。

常に学び続けるその姿勢が、強さの秘訣のような気がします。

■まとめ

あなたも中小企業なりのエクセレントカンパニーを目指すために社員教育(特に幹部教育)を徹底されていますか?

「忙しくて・・・・」

「どうせ辞めちゃうから・・・・」

という間違った考えで、社員教育をおろそかにしていませんか?

「社員教育が大切なのはわかるけど、どうしていいかわからない・・・・・」

そんなことをお考えであれば、ぜひ下記無料セミナーへご参加ください。

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