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社長!社員数が増えるほど、人のマネジメントを力仕事にしていると、イライラが絶えなくなります

■出来事には何の意味もない

私は「怒らない技術」のセミナーの中で、


「怒り」や「イライラ」は、あたかも対象者が自分に与えているものだと思いがちだが、元をたどれば、相手の行為や言葉に対して、自分自身が「怒る」や「イライラする出来事だ」という意味づけをして、自らが発生させている感情なのだ。


という話をします。

出来事には何の意味もないのです。

出来事に意味付けをしているのは自分自身なのです。

例えば、「幸せ」と言うことで考えてもらえばわかりやすいですが、「幸せの形って人それぞれだよね」と言います。

目の前にある状態を

「幸せだ」と言う意味付けをすれば幸せになるし、

「不幸せだ」という意味づけをすれば、

どんな状態でも不幸になってしまいます。

■すべての怒りはその人の受け取り方次第

実は「怒り」も同じなのです。

目の前にある出来事を

「イライラする」

「頭にきた!」

という意味付けをしてしまえば、どんな出来事でも怒りの対象になってしまいます。

ですから、怒りっぽい人と言うのは、目の前に起きた出来事に

「イライラする」

「腹が立つ」

という意味づけを数多くしてしまっているだけなのです。

どんな出来事も他人も言葉も状況も、実はあなたを怒らせることはできません。

そこには

「怒らない」

「イライラしない」

という選択肢があるにもかかわらず、自らが「怒る」や「イライラする」という意味づけをして、その感情を自ら発生させてしまっているのです。
       
要するに、その出来事を、どう受け取ったかという、その人自身の受け取り方が「怒る」も「怒らない」も決めているのだということを理解してほしいと思います。

■「怒り」は素敵な異性に「心奪われる」のと一緒

よく、素敵な彼氏や彼女がいた時に、「心奪われる」という表現を使いますが、実は怒りも同じで、相手に心を奪われてしまっている状態なのです。

自分の心が相手にコントロールされていること。

要するに、怒っている相手に自分の心を支配されている状態なのです。

私はなぜほとんど怒らないのかというと、自分の心のハンドルは自分で握っていたいと考えているからです。

自分の心をネガティブなことで人に支配されるのが、たまらなく嫌なのです。

あなたは、自分の心のハンドルを自分で握って人生のドライブをしていますか?

人に握られて車をハイジャックされた状態(支配された状態)で人生のドライブをしたいですか?

どちらがいいのか考えていただければ分かるように、「怒り」という感情を上手にコントロールしてほしいと思います。

■まとめ

「怒り」という感情のコントロールは、認知行動なので、刺激と反応から成り立っています。

要するに、今まで怒りの対象となっていた刺激に対する反応を変えれば、コントロールできるのです。

リーダーは、管轄するメンバーの数が増えれば増えるほど人材マネジメントを力仕事にしているとイライラが絶えなくなります。

リーダーとしての「怒り」を中心とした感情のコントロールをするために、リーダーとして、

・何が必要かを知りたい

・部下を怒らずに(怒りを覚えずに)育成する方法を知りたい

・イライラから解放され、仕事の成果や人生を劇的に変えたい

このような経営者・リーダーはぜひ下記セミナーへご参加ください。

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