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縁は異なものオツなもの (麻雀)

マージャンの楽しみって、いろんなところにあるものですよね
一摸一打のドキドキ感、一局一戦の勝ち負けもそうですが、
忘れちゃいけないのが、卓を囲んだ相手との新しい出会いです。
その日その時に打ちあわなければ、顔も見ることもなかっただろう
人とのコミュニケーションって面白いものです。

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こんなイーシャンテンになったところで、下家のオジサンが7ソウを
「ポン!」
すぐにニ萬をツモって、とりあえずテンパイのワタクシ。
とりあえずね、って思ってたらすぐに7ソウがこぼれて「1300」
まあ、これも一局のマージャンよね?

そうしたら下家のオジサンがえらく感心?してくれまして
「ポンされてる7ソウ待ちとかスゴイね~!こんなおとなしいマージャン
 初めて見たよ!」

褒められてるんだかアオられてるんだか、わからないけど
ですよね~♪、とか言っておいたのですね。

旧い雀友のハタボー、曰く。
「マージャンは、こいつだけには勝たせないって思われると損よ。
 圧倒的に、損。いつもニコニコしてないと」

はーい。

そしたらこのオジサンがよくしゃべる(笑)
いちいち受け答えしてたら、
「おにーさん、面白いねえ。よし、飲みに行こう!」
なんてことになりました。

緊急事態もマンボウもない土地でのこと、
おお。行きましょうなんていそいそしましたら
オジサンのお目当ての店がいっぱいで、

オジサン「仕方ねえなあ、駐車場で飲もう!」

へ?
今話題の路上飲みっすか!?
そんなところは、狂った街・TOKYOっぽくしないでも、
なんて思っていたら、オジサンったら管理部屋のドアを
カチャカチャいじりだす。
なんかアブなくないか、これ?

オジサン「ここね、俺の駐車場なの。さっきの雀荘は息子が社長」

夜目にも30台は入りそうな駐車場。
オジサン改め、オトーサマと呼ばせてください!

管理部屋の戸棚から出てきたテネシーウィスキーを飲りながら、

いやぁ、いまコロナで麻雀教室の仕事とかが出来なくって
ほぼ無職なんですよねえ、なんて話をしてしまったら

オトーサマ「君なら信用できる!(今はあの店一軒だけだが)
     息子を手伝って全国展開させてくれよ!年収1000万はすぐ超える           
     から!」

と、急に話がバブルへGO!
今は一軒だけだが、ってところがチョッと気になるけど、
まあ、いいか(酔っ払い)
もう、パパって呼んじゃおっ?

パパ「ところでキミ、名前なんていうの?」

村田っていうんですよぉ(急に猫なで声)

パパ「おお、ウチでも村田ってやつを雇ってたことがあったよ!」

ご、ご縁がありますねぇ♪(ちょっとテキトー)

パパ「あだ名が『ムラッチョ』っていっててな。
  そうだな、キミは『ムラッチョ2号』だな!」

(ちょ、チョッと考えさせて、、もらおうかな……?)


マージャンの楽しみって、いろんなところにあるものですよね
一摸一打のドキドキ感、一局一戦の勝ち負けもそうですが、
忘れちゃいけないのが、
卓を囲んだ相手と、ムラッチョ2号との出会い…… 

(つづく、かも?)
※ほぼ無職につき、サポートいただけたら
たいへん喜びます<(_ _)>


ここまで読んでいただいてありがとうございました! サポートしていただけたら更にとってもありがたいです<(_ _)>