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大学生インド旅③タバコといわれて渡されたらアヘンだったはなし〜ブッタガヤ編〜
ブッタが悟りを開いた場所であるブッタガヤに滞在していた時のことです。
仲良くなった現地の青年たちと一緒にバイクに乗ったりストリートフードを楽しんでいました。そんなある日、青年たちにタバコを吸うかと聞かれ「うん」と答えると一本渡してくれました。彼らが吸い始めたので自分も吸い始めたのですが、1回吸った途端、強烈な甘い香りが脳を突き刺してこれがタバコではないことに気がつきすぐに火を消しました。下の写真のように中身を取り出して「これはなに?」と聞くと、、、
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アヘンだと教えてくれました。アヘンはケシから採取した液汁を凝固させたもので強い依存性があります。もし僕が彼らのタバコという言葉を鵜呑みにして一本吸っていたら、日本に帰ってきてなかったかもしれません。インドでは、外国人観光客に麻薬を販売している売人が存在します。青年たちも僕を麻薬中毒にさせて高い金をとろうという魂胆があってタバコだと嘘をついて渡したのでしょう。お構いなくアヘンを吸い続ける青年たちの身体をよく見てみると衝撃の光景に遭遇しました。
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17才の青年の足にあるイボからハエが出てきたのです。最初、理解が追いつかず「これ何?」と聞くと「イッツマイベイビー」と答えました。とんでもないジョークを発した彼は笑っていました。17才という若さでアヘン中毒で足からハエが湧き出る地獄のような状況なのに明るいことに驚きを隠せませんでした。青年たちにいつから吸っているのかと聞くとほとんどが15歳頃からだと答えました。吸い始めて2年でこのような足になってしまうほど麻薬は恐ろしいものなのです。
薬物、駄目絶対。
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