見出し画像

Vol.004_landscape

中止、中止、また中止。
コロナ禍で数多のイベントが中止の決断を余儀無くされ、俺が心の拠り所にしていたイベントも全て飛んでいった。クラブやフェスで朝まで…みたいな日々は当面戻ってこないだろう。

既存のフォーマットに当てはめた開催/中止の二者択一とならないように社会全体で価値観をアップデートしていく必要があるんだけど、俺は俺で、図らずも空いた時間を有効活用することによって自身の価値観をアップデートしていきたい。

#4K動画を撮影する

今後コンテンツがオンライン中心に移行していくとすると、さらに動画の重要性が増してくると思われる。
というわけで、中止になったRSR2020に思いを馳せながら、手稲/石狩エリアで4K動画のテスト撮影を行ってきた。手稲山と、石狩湾に並び立つ風力発電のプロペラは俺の原風景である。マジで素晴らしい。いつ見ても感動する。

改めてOSMO POCKETの画質とジンバル性能には感心したし、4K/60fpsでフィルターかけてもサクサク編集できる現行MBPのパワフルさには驚いた。

ただ一応今回の学びとしては、
・日中撮影にはNDフィルターとマニュアル露出必須。オートだと全然適正シャッタースピード(1/60秒)を維持できなくて、とくにスロー再生時のカクカク感が気になる仕上がりになってしまった。早速Amazonでポチった。
・画角がとにかく中途半端。広角側についてはワイコンを導入することで0.6倍に拡大可能。これも早速Amazonでポチった。望遠側は現状クロップでしか対応できないので、コンテンツとしてはフルHDで充分だとしても、普段から4Kで撮影しておくべきだと認識。
・内蔵マイクは比較的優秀なので旅Vlogとかなら充分かもしれないんだけど、環境音を聞かせるには風切り音などが入って不快(今回もミュートした)。USB-C端子から外部マイクいけるようなので買う。これは指向性とか値段研究してから買う。
・動画のエンコード、とくにビットレートの設定はマジで奥が深い。当初フルHDと同じ12Mbpsで4Kを書き出して画質の悪さにたまげたんだけど、画素数が4倍で同じビットレートなら相対的に画質が約1/4になるということらしい。あまり画質(=ビットレート)を上げると動画サイズもバカでかくなるので、いろんな設定で書き出してみてバランスの検証が必要と思われる。
…という感じ。幸い札幌近郊は絶景に次ぐ絶景なので、近々また撮ってみようと思う。

#本日の一枚

Dos Siki / Dos Monos
先日リリースされたばかりの新譜。
ネタ使いは複雑怪奇かつ広範・雑多で、プログレばりに展開するのにもかかわらず、1stよりもアルバム全体の風通しがよくなっているという不思議。三者三様のリリックとフローはさらに深化。あとローの出方が結構エグい。15分ながら超濃密なビート。是非堪能して欲しい。
個人的にはMammoth vs. Dos Monosのメキシカンなネタと、後半に出てくるZappaのサンプルがツボ。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?