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Vol.006_iPhone12Pro

iPhone12Pro買ったぞ〜!!!!!
使用1週間が経過したのでレビューを投稿していきたいんだけど、そんなものは有象無象のYouTuberが既に同じようなレビュー動画を量産しまくっていてレッドオーシャンもいいところ。
というわけで今回は、俺がiPhoneというかスマホやガジェットに傾倒することになるキッカケ、そしてそこから導き出された俺なりのスマホの選び方を紹介していきたい。

青春とケータイ

今30歳前後で俺と同世代の人たちは、多感な青春時代をガラケーの発展と共に過ごしてきた世代にあたる。
縦にも横にも開ける画面、回る画面、スライド式、押せば開くボタン。デコメ、ワンセグ、赤外線通信、800万画素のメインカメラ、ウォークマン、着うたフル、gifアニメ、Javaオープンアプリやフラッシュゲームなどなど。
世界市場で展開されるスマホと対比して「ガラケー」と呼ばれるようになった由縁でもあるんだけど、日本市場に合わせて独自に進化し続ける謎の機能には常にワクワクし続けてきたし、プロダクトとしてのデザインもかなり尖っていた。ヒンジやコントローラーなどが物理的に尖っている製品もたくささんあった。笑
思い返せば、俺のガジェット好きの原点はガラケーにあって、ケータイはもちろん、カメラやオーディオに関心を持つようになったのも、ガラケーの進化の影響が大きいように思う。

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▲ auの名ガラケーW42S。照明色が可変するコントローラーと、それに連動したビジュアライザーが最高にクールだった。

いきなり話が逸れるけど、この世代は遠隔コミュニケーションが電話からケータイ(というかネット)にシフトするのも経験していて、いつも新着メールを問い合わせ、モバゲーに入り浸り、前略プロフィールを熱心に更新していたのを思い出して、なんだか懐かしはずかしな気持ちになった。当時はネット通話ができなかったので、長電話するために、バイト代でコム2台持ちしていたのもいい思い出。

iPhone4は美しい

10年ちょっと前のそんな日々、高校生だった俺の眼前に突如としてiPhone4が現れた。できることが基本的に組み込まれたシステムの範囲に限られていたガラケーと違い、アプリをインストールすることで機能を拡張できるスマートフォンという概念にも興味があったんだけど、何より全面ガラス垂直なステンレスフレーム、そしてRetinaディスプレイの美しさに心を奪われた。当時実家はauだったのだが、家族割を投げ捨ててSoftBankに乗り換え、それ以降はiPhone4→iPhone5→iPhone6PlusとiPhoneシリーズを使い続けてきた。

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▲ 4実機と初代SE実機。5実機は売り払った。

iPhone6Plusは(俺的に)美しくなかった

5は正統進化という感じで画面が適度に大きくなって嬉しかったが、6Plusは単純にデカ過ぎたし、丸っこくてモタッとしたデザインに最後まで愛着が持てなかった。

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▲ 6も実機は速攻売り払った。2年落ちでバッテリー膨らみがちでも結構な金額で売れるのがApple製品のいいところ。

その後、俺は有機ELディスプレイと高性能カメラ、そして評判がよくなってきたAndroidOSを体験するために、au / Galaxy S7 edgeに乗り換えることになる。機能とデザインには一切不満がなかったが、この頃からキャリア契約の囲い込み商法に疑問を抱き始め、格安SIMの導入を検討する。

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▲ 限定色ブルーコーラルは最高の色だった。機種変更の数日前になぜか俺の手から飛び立って地面に落下し画面割れ、保証でゲットした新品は(以下省略)

格安SIMと初代SE、そして12Proへ

auでの契約が2年を経とうとする頃、俺はY!mobileで販売終了直近だった初代iPhone SEを入手する。既に2年落ち近かったが、性能は申し分ないし、何よりそのデザインと、手に収まるサイズ感を求めていた。

丸々2年使い、基本的には今でも素晴らしいスマホだと思っているが、それでもやはり不満はあって、過去記事でも次のように言及している。

ただし2020年にもなるといささか時代錯誤な面も否めず、カメラとバッテリーはゴミ、表示領域が狭すぎてGoogle Mapsが地獄という欠点があるので、今秋iPhone 12がスクエアなデザインで出たら間違いなく買い換えるだろう。

で、この度買い換えたわけですよ。iPhone12Proに。

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マジでカッコいい。ちなみに俺はMacBookもApple Watchも全てシルバーで統一しています。

(俺が)待ち望んでいたiPhone

これから12Proのレビューを書いていくんだけど、結論から言うと、上述のとおり「俺が待ち望んでいたiPhone」になっていた。

感想としては、
① 俺の好きなスクエアのiPhoneが帰ってきた。本体サイズ、ディスプレイは6.1インチながら、本体サイズは6PlusどころかGalaxyより小さくて使いやすい。
② HDRディスプレイが超綺麗。音もかなり良い。
③ バッテリーがめちゃめちゃ持つ。
④ カメラが最高。タピオカと揶揄される3眼カメラの配置は逆に凄みを感じる。HDRムービーはかなり綺麗で手ブレ補正もバッチバチに効いている。なにより超広角レンズが最高。

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という感じ。SEで不満を感じていた部分を全て解消してくれて、さらにこのデザインなので、個人的にはかなり満足している。ちなみに初のホームボタン無しiPhoneだけど、UIはすぐ慣れたし、Face IDも個人的には使い勝手がよかった。あとLiDARによる計測も結構便利でよく使っている。

なぜminiではないのか

ここまでの内容を読んで察しのいい人はなぜiPhone12miniにしなかったのかが気になると思うんだけど、俺個人の意見としては次のとおり。
① Proシルバーのデザインが好きだった
→ ココに関しては完全に好み。
② カメラ性能
→ 一眼レフとかの専用機材を持ち出すコストはマジで馬鹿にできない。SE時代は、カメラがうんこだからちょっとした外出でもOSMO Pocketを持ち歩いていたけど、12Proの画質なら安心して家に置いていける。
飯でも風景でも写真/動画をよく撮り、専用機材を持っていて、持ち出すかを毎回迷う人は棲み分けができるチャンス。
③ たぶん5.4インチは小さすぎる
→ これに関しては検証してないから言い切ることはできないんだけど、2020年現在、5インチ台前半のディスプレイは世のコンテンツに対して小さすぎる気がする。
リッチ化やUIの大画面最適化がどんどん進んでいるので、例えば初代SEだと、Google Mapで経路を検索すると上下のオプションメニューが邪魔で地図がほとんど隠れるとか、PCサイトのリンクを踏めないとか、ディスプレイが小さいことによる弊害が結構出ていた。

おまけ 本当は裸族で使いたい

iPhone12Proはマジでカッコいいから本当は裸族(ケース無し)で運用したいんだけど、落としてフレームがガッタガタになったら絶対に泣くので、やむを得ずケースを装着して使っている。
Spigenのクリアケースなんだけど、側面はラバーで全周保護、四隅には謎のクッション付きで、12Proのフレームの美しさをギリギリ損なうデザインに仕上がっている。でも側面までハードだとフレームに傷入りそうで怖い気もする。若干前面への巻き込みもあって、同じくSpigenのガラスフィルムには干渉せず。

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クリアケース背面の擦れ跡が嫌いだから、四隅を立ち上げることによって防止しているのはとてもありがたい。えげつない出っ張りのカメラレンズもしっかりと保護されている。

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ちなみに俺は12Pro予約直後に1,000円ちょいで買ったはずなので、需要増に合わせて値上げしている模様。気分転換にボンダイブルーのiMac G3ケースとかも興味あるなぁ。誰か良いケースあったら教えてください。

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