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自宅待機と私と息子

COVIT-19によって自宅待機をして2週間経ったのでその日記のようなもの。

・息子とDELTARUNE
 3月15日、あつまれどうぶつの森に備えてスイッチ、スイッチライトを2台購入。息子のメイン機体はスイッチライトだが、あつ森が待ちきれずにマリオカート8、ダブルプレイ用のオーバークックなどを買う。余談だがオーバークックは文字が小さいし忙しすぎるしで全然遊べていない。
 その中で息子が興味をひかれたのがデルタルーンだった。
「敵は倒すの?」「倒さなくていいよ。ラルセイが教えてくれるから、読めない漢字があったら聞いてね」
 最近はバトルもののゲーム(カービィハンターズ)をやるようになったが、根本的に戦いが好きではない。エネミーの反応がおかしくて、攻撃してやっつける必要がないので、ただの雑魚戦闘も楽しいらしく、わざわざマップを切り替えて何度も挑戦していた。
「スージィは勇者なのにどっか行っちゃうんだ!」「スージィは悪い人?」「……うーん、クリスやラルセイより、ランサーと仲良くしたいんじゃないかな」
「クリスは学校が嫌いなの?」「仲良しの人がいないのかも」「じゃあこの冒険が終わったら、ラルセイも一緒に帰ればいいね」
 面白いなと思ったのが、話していて意見が対立しそうになると(といっても、今歯磨きをするか、お風呂に入ってからにするか、というレベルだけども)クリスの「せっとく」のモーションをするようになった。指を立てて、相手をじっと見る。己の正しさを証明しようとしている。
 今はあつ森に忙しいので放置しているが、チャプター1はクリアしてほしいなぁと思っています。

・あつまれどうぶつの森
 ドハマりしている。不満も多いけどおおむね楽しんでいます。最初はやれること少ないなーと思ったけど、部屋の家具に凝り始めたらいつものように金稼ぎ、カタログ埋め、DIY行為に忙しい。
 何がいいって、オンラインで知り合いの島に行ったり、やりとりができることです。キャラクターをロールしている人の島にメッセージカードと通販でのアイテムを送ったり、持ってないレシピを作成代行したり。釣り大会をして見せびらかすのもいい。
 息子とパパ(元夫)はフレンド登録したので、ほとんど毎日手紙が送られてくる。息子は一生懸命に手紙を書いている。やはりまだチャットが苦手で、私に書くように頼むことも多いのだけど、パパへの手紙だけは自分で書くことにしているようだ。
 しかしDIYは楽しいけど動物との交流が全然できないのが惜しい……落し物とか、頼まれごととかもっと増やしてくれ。

・ファッション
 普段は職場に行くので、動きやすさを最優先にした服を着ている。袖が広いものや穴が大きめのニット、スカートなどは基本的に着ない。
 が、自宅待機になったので、虫干しだと思いなんとなく使用頻度の低い服を使ってみることにした。
 同じように、仕事のときは時間がないので化粧も最低限だったのを、手持ちの化粧品のメイク動画を探して遊び感覚で始める。日によっては午後から始めることもある。
 結果、一歩も外に出ないくせに、ばっちり化粧をして、派手めではあるが組み合わせはいまいちな服を着て、息子とマリオカートに興じて一日が潰えたりする。
 一日中パジャマでいると感覚が狂うことを知っているので、これで十分に楽しい。メイク落としのやり方もちゃんと覚えたい。

 そういえば手洗いの頻度が増えて、息子が手荒れするようになった。私の使うユースキンhanaのジャパニーズローズを塗ると、「いいにおい〜」と手を嗅ぎながらぐうぐう寝るので、可愛い。

・目を使わない遊び
 あつ森はほぼ永遠にプレイできるけど、疲れる。特に今作は画質がすごいので目が疲れる。ゲームをやめても、絵本や塗り絵が休憩にならない。
 そういうときにしているのが、目を閉じて何かを叩いたり、何かの匂いを嗅がせる遊びだ。たまねぎとじゃがいもがぶつかる音を初めて聞いたし、匂いだけで綿棒を当てられたのは奇跡に近い。
 いわゆる「箱の中身はなんじゃろな」をやったこともあったが、息子が途中からプラレールを渡してきて、「京急じゃないよ、総武線だよ!」と言ってきた。さすがにそれは当てられない。

・テント生活
 家の中でも日の当たるところやベランダにテントを出すことが増えた。いつもの遊びもテントの中でやると目新しい。
 そのため、弁当箱にミートボールやブロッコリーを詰め、おにぎりを添えてテントで食べるようになった。弁当だと普段は喜ばない野菜もけろっと食べるから不思議なものだ。
 私が弁当を作っている間、何かやっているなーと思ったら、窓のところに針葉樹の絵を書いた紙を貼り付けていた。「カックンやメイちゃん(どうぶつの森のキャラ)は書かないの?」と聞くと、「こっちに書いたらお外にいることになって、一緒に食べれないから、書かないの」と言われた。

 子供がいるのにこれからどうなるんだ〜と不安もあったけど、この明るさと優しさに救われている部分が多く、良い子だなぁと彼を見直す日々です。たくさん遊ぼう。

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