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ごみ☆くずnoteをはじめる

製品版としてゲームマーケット2021東京ビッグサイトで初出展を果たしこれまでの軌跡を辿るという意味で備忘録としてなにか残せないかということでnoteをはじめてみることにしました。

なにぶん初出展で右も左もわからないままゲムマ当日まで突っ走ってきた為アウトプットしている余裕すらなかったのですが、これから定期的に制作サイドの裏話的なことを書いていこうと思います。興味のある方はお読みいただければ幸いです。

■あなたについて
Q1. デザイナー名、サークル名を教えてください
ごみ☆くずです。サークル名も同様に「ごみ☆くず」としてやっておりますが個人名かサークル名かややこしいので近々「DUST☆BOX」に変更しようかと思っています。

Q2. ボードゲームにはまったきっかけとなるゲームはなんですか
今もボードゲームは数えるほどしかやってないので実際はまだはまってもないのかもしれません(笑)ただボードゲーム業界といった意味ではめちゃくちゃはまってますね。創作が溢れる世界と人が素晴らしいです。

Q3. 好きなボードゲームやジャンルを教えてください
ボードゲームは去年(2020年)にはじめて「世界3大ボドゲ」があるらしい・・・「カタン?カルカソンヌ?ドミニオン?」3つとも聞いたこともねーよ!ってなったくらいのボドゲ初心者です(笑)その後実際にカタンとカルカソンヌは遊びました。俗にいうボードゲームってモノポリーとか人生ゲーム、UNOとかしか知らん…ぐらいの一般的な層でしたのであまり種類を知りませんが「カルカソンヌ」が面白いと思いました。

Q4. 所持ボードゲーム数はどれくらいですか
まだ10も持ってません。

Q5. ボードゲーム製作を始めたきっかけを教えてください
面白いを広めたい!ってのが最もたるきっかけです。

Q6. 普段はどのような環境で製作してますか
空いた時間を使って1人で黙々と制作しています。テストプレイは麻雀仲間や職場の従業員を巻き込んでやってもらっています。ゲムマ秋までの半年間はボドゲ制作に没頭したかったので仕事をすべて辞めてしまいました。

Q7. 製作に関して、ポリシーやこだわりがあれば教えてください
『面白さが少しでも欠けるならコストは下げない』です。これ、利益重視だと絶対できないことだと思うんですけど妥協できない部分がたくさんあったのでこのポリシーが前提にないと実現できなかったです。今後に関してはわからないですが面白さ欠けたら本末転倒だろうと思い頑張りました。

■あるちんについて
Q8. あるちんのルールやテーマを簡単に教えてください
チンチロリン(運のゲーム)にカード(戦略的要素)を足したゲームです。単純に茶碗にサイコロを振るだけで楽しいんです。僕自身チンチロリンだけで何時間でもプレイできてしまいます。ただ、それだけだと将棋や麻雀に勝てない!繰り返し遊んでもらうゲームには必ずなくてはならない要素があります。
それは「迷う」ということ。言い換えれば「選択」の要素が必ず必要なんです。人は迷いたいんです。ゲームにかかわらず恋愛・買い物・今日何食べるか?この「選択」があるから何度もやってみたくなるんだと思います。
なのでカード要素を加えて、そのカードをどこで使うべきか?の状況判断とジレンマを掛け合わせて将棋や麻雀と同じレベルのゲームにまで底上げできたかと自負しております。

Q9. どのようなプレイヤー(年齢、趣味、好きなゲームジャンル等)に遊んでもらいたいですか
基本体にはすべての年齢層で遊んでもらいたいですが「チンチロリン」自体のイメージがまだまだかつての麻雀のイメージのように「賭博」のイメージから払拭できていません。昔も麻雀は「おじさんだけがする」「賭博」のイメージが強かったです。でも今では女流雀士とか出てきて女性プレーヤーの比率もどんどん増えて華やかになりましたよね。それぐらい「あるちん」がメジャーになってくれたらうれしいですしそうなるようにこれから布教活動をしていきます!

Q10. 今回のゲームを製作するきっかけは何でしたか
きっかけは単純に「チンチロリン」をして遊んでいて、茶碗にサイコロを振るだけでこんなに楽しいのになんで将棋や麻雀と比べてプレイ人数が圧倒的に少ないんだろう・・・これは勿体ない!!と思ったのがきっかけです。

Q11. システム・ルール制作において、苦労した点や工夫した点はありますか
完成までに4年費やしたことにはなるんですけど、元々は製品化などは考えてもなくて、身内だけで3年やり続けているうちにカード枚数も100枚を超えてきて「これだけ面白いんだったら作ってみたらどうか?」って感じでできたゲームなのでシステムに関しては遊んでいるうちにその都度修正してできたって感じです。苦労はいざ製品化しよう!ってなってからが大変でした。

Q12. 今回のテーマを選んだ理由はなんですか。苦労した点はありますか
とにかく茶碗が入っているボードゲームがほとんど前例がない状態だったのでその点と買ってすぐ遊べる状態にしたい=コストがかかるって面ではかなり悩みました。創作に苦労はつきものなのでここでは多くは語りません。

Q13.イラスト・アートワークにおいて苦労した点やこだわりはありますか
自分は絵こそ描けるもののめちゃくちゃ綺麗で上手いわけではないのでスコアボードだけは元職場の先輩にお願いしました。

Q14. あるちんはどのようにすれば手に入れることが出来ますか
BASEでのネットショップを開設したばかりですのでそちらでご購入いただけます。
https://53quzbox.thebase.in/

Q15. 最後に改めてあるちんの魅力・強みを教えてください
とにかく人数の汎用性とリピート性能に優れています。いわゆるボードゲーム全般の欠点というか、将棋だったら2人専用、麻雀は3人ないし4人メンツが揃わないとプレイできない、5人だと1人余るといった人数制限がないです!2人でも面白いし、スコアボードとチップを拡張で増やせば最大10人まで遊べるのも売りです!また複数人プレイでありがちな自分のターンが回ってくるまで退屈だと感じるゲームも数多くありますが「あるちん」は他のプレーヤーに出してほしいサイコロの目など注意深く観察する必要があるのでその点でもデメリットがありません!
また81種類のカード効果で毎ゲーム多彩な戦術や駆け引き度合いが変わるので何度でも繰り返し遊べるので非常に優秀です!
とにかくまず遊んでみて体験してほしいゲームです。買って損はないと思います!!まずは全国大会開催の実現に向けて活動を続けていきますので宜しくお願い致します!

#ボードゲーム製作者インタビュー
#あるちん
#ボードゲーム


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