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最近の「推し」を語らせてください。|書く習慣1ヶ月チャレンジ

#書く習慣1ヶ月チャレンジ 、6日目のお題は
最近ハマっていること。

えー、何かあったっけ?最近は大好きなバンドの情報すら追えていないからなぁ……と考えつつ、今日の夜ご飯何にしようかな~と思考を逸らしかけた時、あっ、と思い出した。

わたしが今ハマっていること、それは
「おかあさんといっしょ」だ。

もう少し離れて観てほしい(切実)

おそらく一度も観たことがない、という人はそうそういないのではないかと思われる、Eテレで放映中の幼児向け教育・音楽番組である。
自分が子どもの頃も当然のように観ていたけれど、一体いつからやっているんだろう?と調べてみたら、なんと60年を超えていた!すげー!

おかいつ(おかあさんといっしょの略)を観始めたのは、ちょうど昨年の今頃。はじめての育児に目が回りそうになるなか、「もう少し手遊びしたり歌を聴かせてあげたいけど、どんなのがあったかもう覚えていないな~」と感じていた時、おかいつの存在を思い出した。
わたし自身子どもの頃に観ていた(『だんご3兄弟』でおなじみ、けんたろうお兄さん・あゆみお姉さん世代)し、ダンスのような体操の時間もあった(体操のひろみちお兄さんの印象が強かった)し、対象年齢は少し上(2~4歳くらい)だけど、遊びのネタ探しにちょうどいいかもしれない。そう思って観始めた。

最初の頃は「あ、この歌なつかし〜」くらいの気持ちだったのが、観続けているうちに子どもの頃には考えもしなかった魅力がたくさん詰まっていることに気づいた!
今ではすっかり、1日の中でも楽しみな時間に。

ここからは、おかいつの魅力を存分に語らせていただく。笑

①毎月新しい曲を聴くことができる

おかいつには「月の歌」があり、番組オリジナルの歌が1ヶ月流れる。一見普通のことのように感じてしまうけれど、これを自分が推しているバンドで考えると、

好きなバンドが新曲を発表
→テンション上がる
→新曲のCDが販売開始(もしくは配信スタート)
→めっちゃ聴き込む

……という流れを経て、「好き」の気持ちがさらに大きくなるなるのだが、この流れがいつ訪れるのかわからない。
しかしおかいつでは、新曲を聴く楽しみや喜びが毎月約束されている!しかもMV付き!当たり前だがお兄さんお姉さん、歌もダンスもとても上手い!

そりゃあ楽しいに決まっている。

②作詞作曲陣が豪華

ある時、いつものように「おかいつ」を観ていたら、童謡『ぞうさん』が聞こえてきた。ぞ~うさんぞ~うさんお~はなが長いのね♪のあの曲。タイトル下のクレジット表記をみてびっくり。

「えっ、『ぞうさん』ってまど・みちお作詞なの!?」

小学生の頃、まど・みちおの詩集を何度も読んでいたわたしにはだいぶ大きな衝撃だった。

以降、歌が流れるたびにクレジット表記に注目してみたら、すごいのなんの。
水野良樹さん(いきものがかり)に北川悠仁さん(ゆず)、堂島孝平さんなどなど、とにかく作詞作曲陣が豪華!
ちなみに今月の歌の作詞はいとうせいこうさん。

1週間聴いたらもう口ずさめるのも魅力。

③曜日ごとのコーナーや体操が魅力的

月の歌のあとには様々なコーナーが設けられている。お絵描きを楽しむコーナー、ちょっとしたアトラクション感覚で体を動かすコーナー、大喜利チックなコーナーも。笑

他にも歯磨きや手洗いに挑戦するような投稿型のコーナーがある。がんばる姿がかわいいし、わたしが観ていた子どもの頃と同じ曲が使われていたりで何とも微笑ましい(ちなみにここの挿入歌もPerfumeやスムースエースが歌ったりしている。豪華!)。

その後は「からだ☆ダンダン」という名の体操のコーナー。座りながらでもできる体操で、映像のバリエーションも豊富。結構ハードな動きあるな、と思いながら観ている。笑

うちの子のお気に入りは水曜日の「シルエット博士」です。博士が出てくるといつもニコニコになる。笑

④時に深く考えさせられる人形劇

おかいつ以外にも、幼児向け教育・音楽番組には着ぐるみ(って言っちゃうと夢がないけど……笑)の人形劇が多い。おかいつでは、今は『ファンターネ!』というタイトルで、カッパやライオンやひょうたん(!?)の子どもたちが大活躍している。

大人が観るとコントかな?と思ってしまうストーリーが多いけれど、時々ハッと核心をつくような回もある。

服や靴を汚してしょんぼりしていたかと思えば、それはたくさん遊んで楽しかった・食べたご飯が美味しかった証拠だ!と前向きにとらえ、最終的にはどんなに汚しても綺麗にしてくれる人への感謝を伝える。

海岸のゴミ拾いをする大人を見て、自分たちにも何かできないかと考える。

そうくるのか〜!と思ってしまうストーリー展開もあるので、たかが人形劇……と見過ごすわけにはいかなかったりするのだ。

⑤「おかあさん」に寄りそう安心感

子どもの頃に観ていた時は、
「おかあさんといっしょ(に遊ぼう)」
だと思っていた。その割に母親と一緒に何かをするわけではないんだな〜、と。

親になって改めて番組を観たら、

「おかあさんといっしょ(だから大丈夫)」
「おかあさんといっしょ(にがんばるよ)」

という、たくさんの親に向けた「1人じゃないよ」というメッセージも含まれているんだな、と感じた。

だからおかいつが始まると心がホッとするのかもしれない。
ゆっくり観たいから早く家事終わらせよう、とも思うし。笑


「子どもよりも親の方がハマる」現象は聞いたことがあったけれど、まさか自分がここまでハマるとは想像もしなかった。
今のお兄さんお姉さん達が卒業するってなったらたぶん泣いちゃう……卒業後も推すのが目に見える……笑

そんなこんなで、わたしが今ハマっているおかいつについて語らせていただきました。書きながら、「自分は本当にオタクなんだな」と実感するくらい、要所各所にオタク感が出る文章になってしまった。

でもたくさん語れて楽しかった!