耐用年数としての長生き

レンタルしてきたCDをカセットテープのA面とB面で録音して、親の運転する車で流していたようなくらいの世代の人間なのですが
記録媒体がどんどん変わっていったために若い方々にはカセットテープの話が伝わらず
『巻き戻し』という言葉の『巻く』の意味が分からないそうですね。


カバー曲のコンピューターおばあちゃんを聴いている。
おそらく作られた当時には『僕のおばあちゃんは明治生まれ』と言われても
へぇ!明治!随分長生きなんですねえ!というような
なかなかご長寿なおばあちゃん程度の認識だったと思うんだけど、
平成を超えて令和の時代となってしまった今では
『明治生まれのコンピューター』という要素が強くなり
それってWindowsいくつだよ??というような
存命する人間ではなく バーチャル遺影に刻んだHey Siriのような Heyオバアチャン と言った電子の存在
という風に認識されてるのかなって思ってたら恐ろしくなってしまった。
時代の流れで明治時代はもうはるか昔のことであり
科学が進歩しすぎたためにAIオバアチャンへの疑念が何にもなくなっている。


あともうこれは単純に私の頭が悪いがために
修飾語がどこの言葉につくのかも、
何が真実で何が比喩か何が不謹慎ジョークかも判定がつかないだけで
最初からコンピューターのように万能なおばあちゃんの話をしていたわけではなく
未来のロボットバアチャンのことだったのかもしれない。
もうなんか結局私は自分の頭が理解力が恐ろしい、わからない、おしえてコンピューターおばあちゃん、アルミホイルで包まれた心臓は六角電波の影響を受けない

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