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通じない日本語

笑ってください。
夫のひとの あまたある あんけらそう&ポテチン話。
許可が出次第 シリーズ化したいと思います。
フォローしてくださいね。

十津川温泉に電話で予約を入れていたハシビロコウ夫

「25ハイフン21。ハイフンです。横棒ですよ。
 漢数字の一と言うか」
住所を聞かれているらしい。

「ハイフンですよ。数字と数字の間にハイフン、
あるでしょ?ハ・イ・フ・ンって言うでしょ?あれです」

横で聞いていた私は ❝ 通じんかったら25番21号 とか 
25の21とか言い直すやろ ふつう なんで いつまでも
そんなハイフンハイフン言うん❓❞ とエアーツッコミを入れた。
夫は空気読めないというか相手のことをおもんばからないというか
なんか変 なんかスットコドッコイ。

「英語で通じない時は、言い直さずに 同じことを大きくゆっくり
 ハッキリ発音するといい 言い直すと 聞き取れないが
 拡散しちゃって相手はさらにちんぷんかんぷんになるから」
と発音訓練の師は言っていた。だがここは日本
夫が喋っているのは日本語 それも関西なまり。 

言い直さんか~い 何度でも言い直して 相手の想像力 
広げっ散らせば済むことちゃうん

発音訓練の師は、こうも言ってた。
「日本人は相手がどんな人か考えないから英語が通じないのよ。
 声はその人の履歴書なんだから 一瞬でどういう人か判断して
 それに応じた話し方をしなくっちゃね。」

電話のむこうは たぶんオジサン それもかなり山奥に暮らす?
ハイフンハイフン言われても  ね!

後日 届いた封筒の宛名を見て 私は派手に吹き出した。
娘も笑いこけた。

住所が○○市○○○町 25ハイフン ハイフン21 

どうやら 困り果てたオジサンは 
ハイフンハイフンはマンションのことだと納得したもよう。


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