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紙詰まりから気づく、消えた仕事

昨日はオフィスで複合機の紙詰まりに遭遇しました。

コロナ禍でペーパーレス化が急速に推進され
書類を印刷する機会もほぼなくなり
紙詰まりになることも4年ほどなかったもので
突然表示されたエラーに焦りました

以前なら「あー、またか」

と横を開け、レバーの番号通りに操作して
折り曲がったコピー用紙を取り除けば良かったのに

今の複合機になってから
本当にここを触って良いんだろうか
とびくびくしながら開け閉めする私がいたのでした。

会社から消えた仕事

私は結婚後の数年、金融業界で営業アシスタントをしていました。

あの頃やっていた業務の大半が
今では行われておらず
消えてしまったのではないかと思いましたので
いくつかお話ししてみたいと思います。

※現在もこれらの業務を継続している組織もあると思います。私の主観に基づいた内容になっております。

会議資料の印刷

会議の度に参加人数分を印刷してました。
(ホチキスの場所に厳しい部長がいたこともありました)
ほとんどがすぐに廃棄されていたので、今のオンライン上の共有で大正解と思います。

取り次ぐだけの電話対応

メインは固定電話でしたので、電話を取り、担当に繋いだり、不在時は折り返し先を聞いてメモに残したりしていました。
こちらもスマホ支給が基本となり、電話対応がなくなった企業も多いのではないでしょうか。

書類の持ち込み

とある金融機関では「使送」と呼ばれ、書類を他拠点に人が持っていく業務がありました。
(社内便や電子稟議がないことも「人が持っていくことに意義があるんだ!」と述べてる方もいて衝撃的でした)

ちょっと歩いて行ける距離
社内のシャトル便が出ている距離

営業統括部門だったり審査部門だったり
色々な所へ書類を持ち込みました。

おそらく今は電子稟議なりメールなりで共有しているのではないでしょうか。

トナー交換

皆さんの会社でプリンターは減っていませんか?

以前は島ごとにプリンターが1台ありましたが、
今は部署に1台だったり
複合機から出力
ということも多いのではないでしょうか。

少なくなったトナーを振って
延命させるのも
トナーを交換するのも
もう何年もしていません。

書類の発送

資料と送付状を印刷し
新品のクリアフォルダに入れ
伝票を書いて
バイク便で大量の書類をよく送っていました。

今はオンライン上でダウンロードするサービスを導入する企業も多く、一部押印した書類を発送することもありますが、あの頃のボリュームはないんじゃないかと思います。

お茶出し

往訪するとペットボトル提供がほとんどです。
お互い気を遣わず、助かります。

振り返ると

振り返ると「なぜあんなことやっていたのだろう?」と思ってしまうこともありますが、数年前は当たり前でした。

当時の私は非正規雇用のアシスタントとして雇われていましたが、今もその企業で同じ職種の雇用が継続しているのかは分かりません。
もっと高度な業務をされているのかもしれません。

AIの普及が進めば、今ある業務が消えていくのも納得だなと改めて感じましたので、記事にしてみました。

みなさんの職場から消えた業務がありましたらコメント欄で教えてくださいね。

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