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Pinterestから学ぶ広告デザイン

最近、Pinterestという画像集で広告デザインを見ることに少しはまっている。動機は自分が通っている大学の宣伝広告がJR大阪駅に飾られており、知名度は低いものの人の目にとまるようなキャッチフレーズとデザインで飾っていた。このようにして知名度が低い物でも、広告によって興味・関心をもってもらいまずは【知ってもらう】という第一段階のプロセスにおける大事な役割を広告は果たしているものだと感じた。

 今ではプロモーションにおいて、SNSや広告など様々な手段が施されているが広告は非常に面白い物だと思った。表現の仕方次第で見る側が違う意味でとらえる。逆にストレートすぎても面白くなく、興味は引かないので様々な工夫がなされている。ここでは最近Pinterestを見ていて面白いと思った広告デザインを3つ提示する。これは私の主観の意見なので、また違う意見がでてくることは間違いない。

①コンバースフットウェア
 伝えたいこと:コンバースの軽さ・旅に適しているという事
 空に浮いているコンバースで何を伝えたいものなのか興味を持った。レトロな描写で人の目に止まるデザインだと感じた。旅xコンバースの掛け合わせからターゲットは旅先の靴選びに迷っている人なのではないかと仮定した。ここでは軽さと旅を別の表現に置き換えているのではないか
軽さ=風船で持ち上げ空に浮かばせることにより軽さを表現
旅=フライトマークと空で旅を表現
こちらの広告デザインは文字なしでデザイン重視で表現している。第一に見る側が真っ先に目に入る物は空に浮いたコンバースである。

②日東電工
伝えたいこと:100周年であること・世界中に笑顔を支えること
100の文字から何が飛び出ているのか気になった。よくみると100から出ているものは人の笑顔や総合部材メーカーなので、色んな部材がイラストで描かれている。カラーは赤と青で印象に残りやすいものになっている。

③ノンワイヤーブラジャー
前書き
 アダストリア(ADASTRIA)初のインナーウエアブランド「ビジュリィ(BIJORIE)」が3月5日にデビューした。20代後半~40代の女性をターゲットに、ノンワイヤーやブラレットをメーンとしたアンダーウエアをラインアップ。価格帯は1300円~5900円。ECサイト「ドットエスティ(.st)」を中心に、アダストリアの各ブランド店舗でコーナー展開を予定している。また、3月15日から「ゾゾタウン(ZOZOTOWN)」でも取り扱いを始める。

 キャッチフレーズから胸を締め付けるものは衣服(外的)だけではないということが読み取れる。胸を締め付けるというものは精神的(内的)の意味での締め付けもあるのではないだろうか。自然な空カラーにすることで精神的ストレスを緩和してくれそうな優しいイメージがもたれる。

簡単ではあったが、気になる点・なぜ目に止まったのか主観的ではあるが考察をかいてみた。普段何気なくみている広告デザインも何かしらの意図があり、宣伝するためにデザインされている。気づいた点は伝えたいことをストレートに描くのではなく、代替の表現で見ている側の心理に刺さるように描かれていることがわかった。


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