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通勤がツーリングになりました

はじめまして、りすな運輸部長といいます。

今日から私の趣味を中心とした投稿をあげさせていただきます。

皆様よろしくお願いいたします。


異動によって毎日の通勤がツーリングになった

職場の4月定期人事異動で勤務地が変わり、なんと自宅から30Km以上もある場所で仕事をすることになりました。あいにく公共交通機関の乗り継ぎの便が悪いところで、通勤方法は乗用車かバイクの二者択一しかありません。(「走っていく」という選択肢もありますが・・・)

ここ最近のガソリン価格をはじめとする物価の値上がりの影響で、我が家は緊縮財政に移行しており、財務大臣兼大統領である妻から「通勤は燃費のいいバイクで行ってね❤」と依頼(実質的な命令)されました。


ということで、毎回長距離通勤をしなくてはいけなくなったので、「通勤=ツーリング」になってしましました。

帰宅途中の道端で撮った写真(ツーリング中ではありません)

新しい勤務地は海辺の町、そこへつながる道路は快適で美しいシーサイドライン。 毎日バイクで長距離を走ることに少々懸念を抱いていたのですが、それは杞憂に終わり今では仕事前後の通勤が楽しみですらあります。

ちょうど桜のシーズン、きれいな桜も通勤に彩りを添えます。

仕事場は「廃線跡」のすぐそば

私の会社は体育会系で、あまり文科系の職員はおらず、その中で息をひそめながら隠れキリシタンのように「鉄ヲタ」をやってきたのですが、そんな私にはとっても嬉しいサプライズがありました。

なんと仕事場が佐賀関鉄道の廃線跡のすぐそばにあるのです。

大分市佐賀関古宮にある佐賀関鉄道跡のトンネル

これは廃線鉄にしか分からない感情かもしれませんが、廃線跡がその地域に醸し出すノスタルジックなオーラは、とても心を癒すものです。
仕事をしていても窓の外を見れば廃線跡がある・・・。

快適なツーリング通勤と共に、とても幸せを感じられる職場です。
もっとも私のようなバイク好きで廃線好きな好事家でなければ、通勤距離が長いうえに周りにはなにもない苦行のような職場に見えるのかもしれませんが・・・。

「廃線鉄」以外の方には分からないでしょうが、画像の中ほどに延びる手すりのある道が佐賀関鉄道の跡です。廃線鉄にはこうしたものが「見える」ので、何気ない景色もとても魅力的なものになるのです。

私の心がどんどん豊かになっていく

ここまで人事異動によりツーリング通勤しなければならなくなったことと、職場が廃線跡のそばであることを書いてきましたが、こうした環境の変化は早速私に変化を起こし始めています。

前の職場は街中の喧騒の中にあり仕事も忙しく、ただ職場と家の往復を繰り返すばかりで、そこに「彩り」といったものを感じることができませんでした。でも環境が変わり、日々の生活に「彩り」が現れると、春を迎え草花が一斉に開花するように、私の心も豊かに色ずきはじめたのです。

おそらく周囲から見ても私の外見には何も変化は起きていないのでしょうが、その内心はとても満たされ幸せになりつつあります。

「環境が変わる」たったこれだけのことでも人はいい方向にも悪い方向にも変わるものなのですね。


さて、これから何をしようか

心が豊かになってくると、それに比例して活力もみなぎってきます。
私は趣味の多い男でありますが、ここ最近は仕事と家庭に疲弊して趣味に没頭する気力を維持することが困難でした。
そんな失われていた気力も徐々に戻りつつあります。
今はいろんなことがしたくてウズウズしています。

さて、これから何をしようか?

まずはご無沙汰になっていた鉄道模型にでも手をつけようかな・・・

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