準備大事

自然環境リテラシー学
Bグループ 8/9.10 ロッジさらくわ


こんにちわ、Nakanoです。今回は、ロッジさらくわで2回目の自然環境リテラシー学を行いました。

3泊4日への準備として素晴らしい実習になった、という感想です。

1日目は様々な影響により陸上での実習でした。
パッキング(カヤック内に荷物を詰める作業)を行いました。私の荷物は少なくあまり考えずとも詰められました。ですが、荷物の多い人、歪な形の荷物を持つ人は考えて詰まなければならないと感じました。ポイントは空気を入れないこと、畳めるバックや、小さくなる袋などを使用することなどです。また、カヤックのバランスを損なわないようにするため左右前後の荷物の重さを揃えることも重要になってきます。準備の段階から実習は始まっているという事を再認識できました。


1日目の夕食はトマト缶と米(炊いてないもの)、コンソメ、チーズでリゾットを作りました。そして、既製品のすごさ、美味さを認識ました。空腹に勝てず時短で作業した結果、米が硬く、食えたもんではありませんでした。口に運んだ際の味は美味しい。だが、噛むとまずい状態でした。調理も正しく行うことが必要だと感じるとともに、美味しく作れなかった後悔が残りました。

2日目は実際に海に出て練習しました。内容は、沈した場合の練習として、グループレスキューとセルフレスキューを行いました。

グループレスキューとは、2人組で現場復帰を目指すものです。沈した人はまず、スプレースカート(カヤック内の水の流入を防ぐためのもの)を外し、パドルとカヤックを掴み相手を待ちます。レスキューする人はカヤックに寄り、相手の状況を確認します。そして、沈した人のパドルを受け取り、自分のと合わせ2本ともカヤックに固定します。そして、2人で協力しカヤックを起こします。その後、沈したカヤックの先端をカヤックに乗せひっくり返し、コックピット(カヤックで人が入る箇所)内の水を出し元に戻します。そして、相手と互い違いになるようにカヤックを並べます。その後、沈した人はカヤックの後方、相手カヤックの前方の部分からカヤックに上がります。この時、レスキュー者は相手のカヤックに体重を乗せ安定させると相手が上がりやすくなります。上がる人は上がった後、カヤック後部を向くこと、頭を上げない事がポイントです。その後、沈した人はゆっくりコックピット内に入り、腰まで入った時点で体を回転させ乗艇します。レスキュー者は相手の状況を確認します。そして、コックピット内の水の排出、水分補給、スプレースカートの着用をし、現場復帰が可能と判断し次第別れ、グループレスキュー終了です。レスキュー者は相手に逐一状況を尋ねる事、体重を使い、二つのカヤックを安定させる事が重要です。沈した人は、慌てずに待つ事、バランスを出来るだけ崩さないようにゆっくり動くことが重要です。


セルフレスキューは一人で現場復帰を目指すものです。最初の手順は一緒でパドルとカヤックを掴みます。その後、コックピット横に体を持っていき手前を押し上げ、奥を引くようにしてカヤックを起こします。この時勢いよく行うと楽に、水の流入も少なくなります。そして、コックピット内に残った水を抜きます。水が入っているとカヤックが不安定になるため、このタイミングで抜くことをお勧めします。そして、コックピット横から体をカヤックにあげます。この時は先端を見るようにしてあがります。そして、カヤックを体の下に持ってくるように移動させ、コックピット内に乗艇します。そして、コックピット内の水の排出、スプレースカートの装着、水分補給などを済ませ、セルフレスキュー終了です。グループレスキューよりも不安定な状況で行うため水の排出や、乗艇する際など落ち着いてバランスを取ることが重要です。

沈した後の対応や、順序を知ることができたため、航海への不安や心配が軽減されました。また、誰かが沈したときに助けられるという自信にもなりました。

3泊4日へ向けてこ気持ちが高まり、覚悟が決まりました。次回は3泊4日楽しんで行こうと思います。

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