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あの頃の私の話


社会人2年目くらいかな
人生の様子がおかしくなった

当時、付き合ってもないけれど毎日のように連絡を取っている人がいた

出会い方とか、連絡とり続けるまでに至った過程もちょっと変なんだけど、その話は別でいつか気が向いたら...

話を戻します
私はその時から終わるまで
その人の事を好きだったのかは今でも分からない

毎日連絡は取るけれども
物理的に簡単に会える距離にはいなくて
でもお互い会おうとか、好意を示すことも傷つけることもなく、内容は全く覚えてないけどただただくだらなくてたまに面白い話を永遠と続けてた
この関係は何?って思った事は何回もあるけど、暗黙の了解みたいな感じで踏み込まなかったから
勝手に彼女いるんだと思って
でもこの状況が楽しい!
ただそれだけで、付き合いたいとか会いたいっていう感情が湧いてこなかったから
それなら現状維持できるよう彼に彼女がいると仮定して、彼女に見られても大丈夫なやり取りをしようと頼まれてもないのに心がけてた
もちろん彼には言ったことないし、やり取りしてて女性から連絡がきた事もないから
真実は分からない

しばらくして、彼の生活環境が大きく変わった
多分今まで通りにはいかなくなって
人が変わって離れてくんだろうなって、すごく寂しかったけど
だからって、このタイミングで私が付き合ってっていうのは絶対に違うと思ったから
その時がきたら私は全て受け入れようって決めてた

でも離れていかなかった
距離感も内容も頻度も何も変わらなかった

この時別軸で
私の家は大変な事になってた
家族が皆豹変して
とにかく地獄の日々で
家に帰りたくなくて
家族の辛い顔を見るのが嫌で
でも、見捨てれなくて逃げれなくて
事件になるのかなとか
だれか命おとすのかなとか
とにかく怖かった

そんな状況にいる事は一切話さなかった
付き合ってないし
巻き込みたくないし
バランス崩れかけて話そうとした事もあったけど
寄り添ってほしいわけじゃなくて
変わらずに接してくれてる事が嬉しくて
毎日しんどかったけど、彼と話してる時は純粋に楽しくて嫌なこと忘れられたから
言えなかったし、言わずに済んでた

そしたらついに会うことになって
まさかの
付き合いませんか?って

ずっとずっと、いつか離れてく
終わると思ってたから
まさかそんな事言われると思ってなかったから
本当に嬉しかった

でも即答できなかった
私の家は変わらず荒れてたから

嬉しいのに
でも絶対に迷惑かけたくなくて
話したら、告白した事後悔させるんじゃないかとか、引かれるんじゃないかとも思った
言わずに付き合うのは騙してるみたいで嫌で
でも言えなくて
でも断ったら、もう連絡しちゃいけないのかなって

頭の中ぐちゃぐちゃになった

この時には多分何かがある事に気付かれてたと思う
それでも、話したくなったら何でも聞くから話せばいい、言いたくないなら無理しなくていいって
泣きたくなったら泣けばいいって
言ってくれた

なかなか返事できなくて
それでも変わらず連絡してくれた
その状況にこっちが耐えられなくなって
ある時、いつまで待ってくれる?って聞いた
そしたら、答えが出るまでって

その時に私は
この人が欲しいって思った
色々あるよ、何も解決してないよ
でも、一番はこの人離したくなかった
だから私は凄く嬉しかったのに
言わずに付き合うっていう一番ずるい選択をした


でもそういうのって結局うまくいかなくて
どんどんボロボロになってって
それでも頼れず苦しくなって
もう、うまく取り繕うこともできなくて
数ヶ月で彼に別れようって言われた全部を失って
トドメを刺された被害者だと思った

別れる時に言われたんだよね
今は分からなくていい、いつか分かるから
って

その時は何一つ理解できなかったけど
月日が経って
あれは言われたんじゃない
私が言わせた
自分といない方がいいって思わせてしまった
って気付いた
最低だと


その事に気付いてから私は恋愛が苦手になった

彼とは別れてから一切連絡をとってない
最初は情報が入ってこないように物理的にも気持ちもとにかく遠くへ遠くへと思ってたけど
気付いてからは、申し訳なさしかなくて
どこで何をしてるか知らないし、今後知ることもないけど
幸せになっててほしいと思ってる

この時の出来事は
時代によって色んな感情が芽生えて
でもいつの時代も浄化される事を願ってるのに
なかなか難しくてね
今度こそ文字にして浄化されるといいな

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