アヤワスカについて書いてみようと思う。

まずこの記事を書くまえに昨年カナダ人男性に殺害されたシピポ族族長へ心よりご冥福をお祈り申し上げます。またアヤワスカの伝統を守っている全ての人々に敬意を評します。

さてアヤワスカというものをご存知だろうか?

それは南米アマゾンのジャングルに暮らす部族によって紀元前より受け継がれる秘薬のことを指す。この秘薬は伝統的な儀式で使用され使用者は悟りを得ることができ次元を超越した世の神秘を体験する。アヤワスカを使用すると魂レベルでの世界の知覚が可能となるのだ。

今回はアヤワスカについて書いてみようと思う。もはや段々と認知され始めてきているが薬物には毒と薬がある。厳密にはどちらも毒にも薬にもなり得るのだと思うがアヤワスカは使い方さえ間違えなければどう考えても薬にしかならない。

ちなみにアヤワスカを使用する際に敬意が欠落していると命を落とすことがあるので注意が必要だ。知性のもとに使用しなければその効果の恩恵を受けれないばかりか逆に死へと導かれるのだ。これに関しては後ほど詳しく触れる。

また僕はアヤワスカへ最大の愛と敬意を払っていて誰でも知って良い情報ではないと思っている。だからあえてこの記事は有料にさせて頂く。それが相対的な流れとして世界が上手く回る気がするからだ。これは920円という多分妥当な価格設定で意味もある。この920円は僕と記事とアヤワスカへの敬意だと思ってもらえたら幸いだ。いわば寄付のような感覚だと思っている。ご興味ある皆様ぜひドネーションをお願い致します。

お金を払いたくない。でもアヤワスカってなんだ?と気になる人はググってみると日本人の体験談がYouTubeやブログでたくさん出てくるだろう。そちらでも情報は得ることはできる。だが断っておくとそれらの情報は本当に表面的なものが多い気がする。

僕が体験して書き綴っていることはネット上に無料で開放されているモノとは比べられないことを先に述べておく。僕はクリエイターで自分の作るものにはそれなりの自信がある。都市伝説と同じだ。信じるか信じないかはあなた次第なのかも。でも興味を持っているということは遅かれ早かれあなたは信じることになると僕は信じている。

アヤワスカは世界中から今注目されている。

まず始めにはっきりさせて頂くと僕はアヤワスカが大好きだ。

時期によっては毎日のようにアヤワスカを飲んでいたり、1日に7、8回飲む日もある。これは僕のような人間固有の活動で同じようなことをしている人間は僕以外にもヨーロッパやシリコンバレーにたくさんいる。また僕は逆にアヤワスカを一切飲まない時期もある。「飲む」のも「飲まない」のもどちらも重要なのだ。

初めてのアヤワスカ体験は南米アマゾンの奥地の部族の村を訪れた際にセレモニーに参加させて頂いた。今ではもうアヤワスカは世界的に有名になりすぎていて世界中からアヤワスカ・ツアーと題して人々がアマゾンに訪れている。かつては僕もその一人だった。

アヤワスカはMAO阻害剤とDMT(DMT以外にも体内でDMTに変化するものも含む)を含む2種類の植物を配合して作られる薬の名称だ。

今では調合はもちろん独自の方法(と思っている)を保持していてオリジナル・ブレンドまで作り出している。自然界にある植物等(厳密には植物以外でも効果を発揮する天然の素材まである{これがまた恐ろしくやばい})を組み合わせることによってアヤワスカは絶妙に違う効果を発揮する。僕はアヤワスカが大好きだ。初めてやったときはこんな凄いものがこの世にあるとは信じられなかった。そこにはただただ宇宙の神秘と純粋無垢な魂、そして愛だけが存在していた。全ては愛に包まれていて愛から生まれ愛に還っていくサイクルを営んでいる。そしてそれらは知性というツル上の存在が全てを繋いでいるのだ。

道を外れたものは自らの業によって堕ち報いを受け、道を正しく歩む者だけが至高の環境を手に入れ悦へと入ることができる。僕はこの変えようのない法則を身を以て嫌という程体験した。

アヤワスカの調合において最も大切なモノがMAO(マオ)阻害剤の存在だ。MAO阻害剤にはシリアン・ルーと呼ばれる種子やカーピと呼ばれるツルやパッションフラワーの樹脂など無数に存在している。これらは使う素材によりアヤワスカの効果が絶妙に異なってくる。なぜならMAO阻害剤にはハルミン、ハルマリン、ハルマン、テトラヒドロハルミンなどなど無数の物質がありそれぞれの植物によりそれぞれの配合濃度が微妙に違う、または1種もしくは2種しか含まれないモノまで存在している。

ちなみにこのMAO阻害剤自体に幻覚効果はない。これは後ほど説明するDMTを身体に吸収させるために身体のモノアミン酸化酵素を阻害させるために必要なのだ。いわばこのMAO阻害剤は超神聖な物質で、例えるなら自らの身体を神殿に作りかえる作用を持つ。MAO阻害剤は選び方によってその効果が絶妙に変わるのでアヤワスカにとっては本当に重要だ。

以下にMAO阻害剤のWikipediaのリンクは貼っておくので学術的な情報は以下を参照されよ。


次に配合させるものがDMTという物質を含む植物だ。DMTは魂の分子と呼ばれていてアヤワスカの幻覚作用を司る。DMTはチャクルーナと呼ばれる植物に豊富に含有されていて多くのアヤワスカの場合チャクルーナを使用するのが一般的だ。だが実はDMTはチャクルーナ以外にも自然界のどこにでも存在している。それはヒトの血中や脳細胞、尿にまで普遍的に存在している。また先ほど少し説明したようにこのDMTのみを経口摂取しても体内で分解され吸収されることはない。つまりMAO阻害剤と併用させないと効果は現れない。

ただしDMTを経口からではなく喫煙した場合に限り肺から吸収されその強烈な効果が短時間のみ(およそ15分程度)現れる。この時の効果はアヤワスカを濃縮したような言語を越えた強烈な体験をするが、文字通り言語化できない強烈な体験なので理解が難しく自らの中に体験として記憶に留めておくことしか出来ない。アヤワスカの経験が無いと、後になって「あの体験は何だったんだろう」と疑問に思うことになり自らの糧にすることが出来ない。

MAO阻害剤とDMTを組み合わせたものがアヤワスカで、アヤワスカはいわゆる幻覚剤だ。幻覚剤は幻を覚える薬と読めるが僕はこの解釈は違っていると思う。幻覚剤は幻から覚める薬だと思っている。つまりはこの現実こそが幻なのだ。そう言うことを言うから僕は変人だと言われるんだと思う。でもこれは事実だし間違っていない。魂の世界は死すら深い意味はなく今生で何をしたかだけが最も大切なのだ。

僕は魂の使命のもと自分の名誉を当然守るしこれからも批判者にとっては変なことを発信し続けるかもしれないが、こういう理由なのでどうか多めに見て欲しい。

僕は自分がバカなのもコミュニケーションが苦手なのも重々承知している。だがヒトが死ぬ直前には脳内に大量のDMTがドバドバ分泌されるらしくその時に何かと後悔する人が多いみたいだ。死ぬ前に後悔するなんて地獄の苦しみだろう。だから今自分がやりたいことをやっておくのが一番良いのだと思う。

さて少し話が脱線してしまったがアヤワスカは今はもう世界中から注目されている。ペルーでは国家文化遺産でありトリップアドバイザーではアヤワスカツアーを申し込むことが出来るようになった。アヤワスカは部族の伝統儀式から資本主義経済へとシフトしていっている。

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(上記はトリップアドバイザーに載っているアマゾン・イキトスのアヤワスカ・リトリートセンターの写真)

ただアヤワスカのこの普及は僕は相対的に地球の環境問題の悪化とリンクしていると見ている。繰り返すが世界は愛に包まれていて正しい道を歩むもの全てに慈悲深い世界が開かれているのだ。必要であればアヤワスカを使えと地球が言っているのだろう。だから苦しいなら使えばいい。

アヤワスカの世界は幻覚云々はさておき禅の世界と同じだ。シリコンバレーの起業家はアヤワスカやLSDが大好きなんだ。もはやこれは文化でスティーブ・ジョブズが大好きだったLSDなんかはインスタント禅と呼ばれている。

いわば悟っている状態なのだ。全てを見通せる千里眼を手に入れ自分という個人がこの生で何をするべきか本当の理由が見えてくる。こんな嘘のような本当の話だがきっと純粋なやつしか信じないし、疑り深い人間は失敗を恐れ何度も何度も何度も遠回りして時間をかけ真理に行き着くことになる。どれもこれも全てはその個人が背負っている業によるものなのだが別に悪いことじゃ無い。別に興味を持つだけでも良いんだ。それが全ての始まりだから。

少なくともこの記事に出会ったあなたはなるべくして出会ったことを忘れて欲しくない。

ドラッグの種類

コカインや覚醒剤は毒の代表でマジックマッシュルームやアヤワスカなどは薬だと言われているが、もちろんコカインも覚醒剤も薬になるし、薬としてはとても優秀で使い方によっては物凄い生産性を発揮するのだと思う。けどこいつらはマジで危ない物質だ。だから素人が気軽に手を出すのはオススメしない。というかこれを読んでいる皆さんにはハードドラッグをやってもらいたくない。

またこういった薬とアヤワスカは非常に相性が悪い。組み合わせると血圧が上昇しすぎて死ぬことがある。厳密にはMAO阻害剤とドラッグの相性が非常に良く無いのだ。シャーマン(祈祷師)じゃないけど僕だって何となくわかる。MAO阻害剤へ麻薬を入れること自体が恐ろしい罪で冒涜なのだ。身体はあなたのものではなくあなたの家族や友人、恋人、そして未来に出会う人々全てのものなのだ。

また相性が悪いのはドラッグだけではない。特にチーズとMAO阻害剤を一緒に食べてはならない。チーズとMAO阻害剤を一緒に食べれば確実に死ぬ。

繰り返すが身体はあなただけのものではない。あなたの家族や友人、恋人、そして未来に出会う仲間、全てのものだ。

この禁忌を犯したものは死をもって贖わなければならない。

その他には、コーヒー、チョコレート、アボカド、ヨーグルト、ワインなど実に数多くの食事制限がある。これらの食品はアヤワスカを摂取する最低3日前まで避けなければならない。できれば1週間は避けたいところ。本気でアヤワスカにコミットしている人間の中は3年以上食事制限を行う者まで存在する。到達できる場所が違うのだろう。

僕は特にストイックな食事制限をしているわけでは無いが肉は食べないしそろそろヴィーガンになってもいいかな何て思ったりもしている。もちろん僕もアヤワスカを摂取するときは身体をデトックスさせクリアにしていく。不思議なことに断食を続けると頭の中まで軽くなってくる。

食べないことは身体にとって良いことなんだろう。

ちなみに大麻とアヤワスカ の相性は全く悪くなく併用してもなんの問題もない。大麻はアヤワスカ に受け入れられているのかもしれない。(別に推奨しているわけではない)


伝統儀式としてのアヤワスカとセレモニー

アヤワスカも物凄い薬だがその伝統的な儀式も物凄い。何が凄いってアヤワスカとシャーマンが歌うイカロス(またはイカロと呼ぶ)によって内側と外側から物凄い圧力を与えとんでもない次元に到達することが可能になるのだ。

ちなみにこのことを僕に教えてくれたのは世界中で出張シャーマンを行なっている尊敬すべき人物だ。必要であれば僕に連絡を頂ければ紹介して双方の都合を合わせセレモニーを執り行うことも可能なはずだ。

アヤワスカのセレモニーは夜に行われるのが通例で僕が体験したのは大体7時か8時から始まり朝まで続いた。アヤワスカもそのセレモニーも女性性を持つ存在なのだろう。そしてそれは言い換えれば間違いなく知的な集会だろう。

どうやら僕のセレモニーを執り行っていたのは本当に有名な実力のあるシャーマンだったみたいだ。全て疑って入る性格の僕は生まれて始めてアヤワスカのセレモニーに参加した時はあまりのインパクトに発狂しそうになり「マジでとんでもない儀式に参加してしまった。お母さんごめん。。」とか思って死を覚悟した。

そんなシャーマンが横たわる僕の足元で愛の籠もったイカロスを歌ってくれると僕はバケツに勢いよく嘔吐した。ゲロには僕の中に溜まっていたネガティブなものすべてが凝縮されていた。

嘔吐した後はあらゆるネガティブな感情から解放され世界がキラキラと輝いていてアヤワスカの効果が切れた後もその感覚は永続的に続くのだ。

これがシャーマニズムというものなのかと感動したものだ。


サイケデリクス(幻覚剤)は使い方を知っているか知らないかでその効果は大きく変わってくる。

アヤワスカは体内のネガティブなエネルギーを浄化する作用がある。体験が終わった後は身も心もスッキリするようになる。これはアヤワスカに限らずLSDやマジックマッシュルームなどのサイケデリクスは大体全て同じで浄化作用を持つ。

またコカインや覚醒剤などケミカルが蓄積している人間は顔つきでわかる。わかる人にはわかるのだが喋っているとやはり脳にダメージを受けているような印象を受ける。だからオススメしない。またアルコールも同じだ。

僕はケミカルが苦手で出来る限り自然素材しか身体に入れたくないと思っている。ケミカルは体の中で蓄積されて分解されにくいのだ。自分の身体を大切にするためにもドラッグには手を出さないことをオススメする。特に子供にも影響があるので女性にはあまりドラッグをやってもらいたくない。

ただサイケデリクスに巡り会う機会があれば、そこには無限の可能性と未来が待っていることは記憶に留めておいてもらいたい。事実として僕がそうだったから。そこでは好奇心が試されることだろう。いやむしろ今この瞬間あなた自身が試されているのだ。

僕は若くして完全に悟る感覚を体験した。それはニルヴァーナやアートマンやなんとかと呼ばれる領域なのだろう。ヴァガバット・ギーターを読んだが今だに知識としては詳しくは知らない。知識は全て過去のもので僕には未来しか興味が出ない。だから過去のことはもうほとんど覚えていない。僕にとって意味がないからだ。未来のことしか想像ができないようになってしまった。

あれから随分時が経ったが僕は今だに人生が楽しくて仕方がない。定期的にアヤワスカ を入れてはいるが、楽しすぎて毎日感謝してもしきれない。毎日母親、父親と兄弟たちに最大の感謝と愛の気持ちを伝えていて、もちろんこれを読んで頂いているあなたにも感謝する。

アヤワスカ以外にも悟りに到達することができるものは無数に存在している。だが個人的にはアヤワスカ が最もシリアスで深いところまで入っていけると感じている。

もしもあなたが苦しい思いをしていたり人生に意味を見出せなくなっているのだとしたら原因を見つけようとするのではなく、どうか知性を働かせて今すぐ楽になる解決策を考えてほしい。あなたの肉体が「助けて」と言っているのだ。あなたの身体はあなたが生きた時間と同じだけ共に生きてきた掛け替えのない存在なのだ。おそらく近すぎて気付かないのだろうが肉親以上に近しい存在なのだ。決して自分を苦しめてはいけない。それはいずれ自分だけでなく周りも不幸にする。


ブッダは言われた。「もしもあなたの身体に矢が刺さっているのであれば矢がどこから飛んできたかなど考えるな」

「今すぐその矢を抜け」と!


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