働き方改革について考えてみる

ちょっと働き方改革について考えてみます。働き方改革が必要とされる要因って何なのですかね?
たしかに、人がいないとか、企業における行き過ぎた時間外労働など様々な問題があります。飲食店などのサービス業や運送業界は深刻な人手不足で悩まされているそうです。少子高齢化の影響もありますよね。
だけど、一方で現代日本の異常さというのも1つの要因でないかと思うのです。

例えばコンビニエンスストア。統計データによると2018年現在で56500店舗もあるそうです。2000年の時は約38000店舗みたいなのでこの18年で1.5倍に増えていますよね。コンビニってこんなに必要なんでしょうか?日本の人口はこの18年で減ることはあっても増えることはありません。サービスを受ける側の消費者が減っているのに、提供する側は1.5倍に増えているって異常ですよね?外食産業も同じことが言えます。
人口が減るということは経済が縮小しているわけですが、今の日本は深刻なまでの供給過多に陥っています。そして供給過多により余ったものはどこにいくのでしょうか?食料廃棄率なども問題になっていますよね?

この過剰なまでの供給過多が今の日本の歪さなのかなと思っています。こういった根本的な問題に取り組んでいかないことには、いつまでたっても真の意味での働き方改革は実現しないのではないでしょうか?
ハッキリいって、こんなにコンビニばかり必要としません。ファーストフード店やラーメン屋もいたるところに必要としません。コンビニやファーストフード店が減れば、製造業・運送業の負担はかなり減少します。店舗側の人手不足も減ります。
もちろん、これをすれば全て解決というわけではありませんが、外国人労働者を大量に受け入れるよりもリスクは低いと思うのですがどうなのでしょう?

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