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能力でなく、やり方の問題

日付けが変わってしまったが、昨日の出来事。前々から大丈夫か?と思っていた5つ下の主任について、あいつ大丈夫か?どうしたら??というような話を課長としていたら、案の定限界を迎えてしまったみたい。

課長が業務後に面談したようだが、そこでボロボロと泣き、自分の能力では務まらない。限界だ。降格してくれと泣きついたようだ。

同じ課といえど、私は夜勤で彼は日勤。彼の仕事の苦労がどれほどのものかと理解することはできないが、ある程度想像することはできる。

人それぞれの見解があるだろうが、私の個人的見解として、能力の差なんてものはほぼ無いものと思っている。向き不向きや、強みや弱みというのは確かにあるが、自分にあったやり方(自身にとって効率的な手段、方法)を持っていればそんなに結果が変わることはないんだよね。

私自身、若い時に2回ほど後輩くんと同じように何もかもが上手くいかなくて、追い詰められた経験があるが、振り返ってみると自分の行動・・・つまりやり方がまずくて、空回りして負のスパイラルに陥っているのが原因だと思っています。

また、考え方も重要だよね。私の支えとなっている言葉で次のものがあります。

成果は打率である。 P.F.ドラッカー

マネジメントとか勉強すれば必ずでてくるドラッカー先生です。全ての仕事が上手くいく人なんていないし、成果は打率みたいなもんで、少しずつ勝率を上げていけばいいんだよね。

それが分かってないと、上手くいかなかったというその一点に囚われてしまい、やがてはかつての自分や今の後輩くんのように負のスパイラルな嵌まり込んでしまうわけだ。

上手く行かなければやり方を変えてみる。何度もトライ&エラーを繰り返して、少しでも良いやり方を見つける努力をする。試した結果を振り返る。こうしたひとつひとつの行動を積み重ねていけば、やがて成功体験となり自信に繋がる。大事なことは前進すること、そして時には立ち止まって適度な休息をとり、再度前進する活力を取り戻すことだよ。

私自身、ここに辿り着くまでに何度も躓き、何度もその場でしゃがみ込んだりもしたけど、諦めずに一歩ずつ前進してきたので、今現在仕事で上手くいっている自分がいるんだから後輩くんも頑張って欲しいと思っています。

ただ、頑張れ!と言う前にまずはユックリ休めよ・・・って言葉をカケテないとな。



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