のんびり投資報告


    
 <株価の軌跡は株価予想の宝庫>リラックス版⑥
 
〇株価の軌跡は情報の宝庫です
目先の株価は先6か月から9か月を織り込むように動いていると言われます。私もある程度それを前提とした投資行動をとります。その先見性とは現在の予想が実現した時の株価の位置です。業績好調、増配期待の時、株価は上昇します。逆に業績不調の時、株価は下落、低迷します。そうした企業業績の先取行動の予測が投資家の投資行動となって株価を形成してゆきます。一方で、市場が勢いよく上昇する中でポツンと置かれるような銘柄があります。また市場を引っ張るがごとく元気が良い銘柄もあります。そのような銘柄は殆どが納得するような理由があります。それは当該企業の株価に近未来の業績の姿を反映しているからです。こうしたことを念頭に、過去における市場全体の動きと個々の銘柄の動きをさかのぼってみると個々の銘柄の動きの特徴、株価の関連情報の吸収の有様が浮き彫りになります。そのことは当該企業のこれからの株価形成の過程で同じようなパターンをとることが連想させます。つまり将来の株価形成の最大のヒントを提供してくているのです。
〇投資対象は日経225銘柄から
東京プライム市場で選ばれた225銘柄は、時価総額、流動性等において東京市場の代表、中核銘柄です。会社四季報、会社情報、PCの関連コーナー方たやすく知ることが出来ます。この種の銘柄を株価の”こなれた銘柄”とも言います。多くの投資家によって歴史的に上昇、調整を繰り返しながら今日の株価形成がなされているとする表現です。上場後,間もない小型株が少しの材料的話題で一部の投資家に買い上げられる場合があります。こうした類の銘柄の株価は”こなれていない銘柄”とも言われます。225に代表される銘柄はそれだけ株価の歴史もあり、長い期間の軌跡を積んできた注目度が高い銘柄群であります。こうした認識もあり225銘柄からの個別銘柄選択は高い確率で利益を得てきましたし今後もそうであろうと思います。
〇投資期間1~3年の意味
このリラックス版①で筆者の投資期間の意味に触れました。まず1年を設定した理由は配当の測定期間との関係です。配当は水準は固定金利型商品との比較です。年定期VS年配当であることによりその算出の期間一年を前提とする為です。3年は企業経営のスパンに即した見方です。日経225に採用される企業は多くの場合、10年単位でみれば、勝ち組企業です。業績不振があったとしてもせいぜい1年から2年です。多くの場合、立ち直りの時、株価は魅力的な動きを示します。あるいは有望商品により成長スピードが加速するとき株価の上昇力が加速されます。これは、投資家共通に感じることが出来ることですが、しかし、その動きをもっともフットワーク軽く株価取得に動けるのは個人投資家です。
〇2月上旬の実践編ではオリックスを紹介
その紹介内容では高配当を強調しました。株価自体は中立的な動きでも高配当を享受できればトータルリターンは一定水準の魅力ある株式投資であることを解説したものです。さらに、少し内容的に深入りすればキャピタルゲインを得るチャンスも大いにあったことも示唆しました
昨年の11月に、このNOTEの存在を知り、少しづつ寄稿を始めました。最終目標は、皆さんに是非株式投資の楽しみを知っていただく為です。「いいね」ゲットは後回しにしてこれだけは理解して欲しいと思うことに触れてきました。その結果、回りくどい説明もあえてしてきました。3月上旬に実践編で具体的銘柄を再度紹介の予定です。そして3月で一応、ウォーミングアップを終了、4月以降は実践編をより全面的に出してゆく予定です。友人の助言もあり無料は情報の垂れ流しの可能性が高くなるということもあり実践編については多分、4月以降に有効利用していただく際には最低限の課金をする予定です。米国社会では、人生で三人の友人をもてば、それなりの成功を収めることが出来ると言われます。医者、弁護士、そしてファンドマネジャーです。日本にそうしことが社会に根付くのであれば、あと20年ぐらい必要かなと個人的に思っております。口幅ったい事を申しあげておりますが、多くの方々の資産運用に些かでもお役に立てればとのお思いで発しおります。ご理解ください。
 
おことわり
本記事は株式投資に関する情報を提供することを目的としておりが具体的な投資アドバイスをするものではありません。
本記事の情報に基ずく投資結果について、筆者は一切の責任を負いません。