ただただマカロニえんぴつに救われてる、それだけ。

はじめに

これ以降の文章は、マカロックツアーvol.13追加公演に関するものになります。
そのため、セットリストバレなどもあります。以降のツアーに参加される方などはご留意ください。
また、以下の文章は所謂「レポ」ではありません。私の個人的なマカロニえんぴつへの思い入れなど、読んでいて気持ちの良いものではないかもしれません。幻想幻覚も多々含みますので、あらかじめご確認お願いいたします。
(メンバーのことも、普段の呼び方で書くので本当にすみません、大好きなんですよ)

要約

マカロックツアーvol.13 追加公演 ~なんたって10周年ツアーだゼ?0公演追加しました篇~ 5.28 福井公演を見に行きました。
マカロニえんぴつという音楽に救われ、彼らが好きで、生活に欠かせない大切な一部分であることを再確認しました。またいつか、絶対に会う。
皆さんも是非行ってください。

以降、もう読まなくてもいい部分

今日も調子が悪かった。昼まで起き上がれず、大体10時間くらい眠っていた。朝の薬を昼食後に飲む体たらく、好きなバンドのライブに行く人間とは思えない動き。
軽いうつ状態、として病院に行き始めて大体3ヶ月が経った。治療が進んでいるのかと言われれば正直分からない。相変わらず趣味への意欲がどんどん減って、元々もっていた100のエネルギーは薬のおかげで60くらいまで戻ってきた気がする。それを就活や生きるために使っていて、趣味のためにお金や時間を使うことにすごく力が必要になってしまった。

いつからか、好きなバンドの新曲が聞けなくなった。

新しいものの吸収にはエネルギーを使う。
生活の一部に何かをプラスするのがこんなに難しいのか、というのがうつ状態になってから感じた衝撃である。
(私の場合は日常生活を親に支えられ、エネルギーの全てを本業に注いでいる)

うつ状態になるぎりぎり手前、1月にアルバム「ハッピーエンドへの期待は」が発売されたときにCD先行でチケットを取っていた。生まれ育った福井でマカロニがワンマンをするのだ。これは運命です。
会場は、親の顔よりみたフェニックスプラザ。高校時代、何度も何度も通っていた。私は演劇部に入っていたので、客席から舞台上は勿論のこと音響照明について相談するための事務所、ワークショップのための会議室、楽屋、音響室照明室、ピンスポ室まで全部が思い出の場所だ。好きに好きが重なった大好き。それだけ大好きでも動くのが大変だったので、うつというもののしんどさについて理解していただけでば幸いである。

それでも会場は暗くなる。
舞台上に彼らがいる。
音が鳴る。

そこからは全てがあっという間だった。

体がちぎれるかと思うくらいに手拍子をして、手を挙げて、小さく笑った。はやく、はやく、声を出してもはばかられない日が来てほしい。

マカロニえんぴつと出会ったのは、たった1年半前。2020年12月のことである。フォロワーに勧められて聞いた「洗濯機と君とラヂオ」に魅了されて、それまであまり使っていなかったapple musicを最大限に利用した。
その時、私は卒論などをきっかけにうつ状態になっていた(と思う、この時は病院にかかっていない)。マカロニを聞き、泣きながら40分運転して大学に通った。毎日作業を終えてほっとし、マカロニを聞いて泣きながら帰っていた。
卒業してから、研究室を移動するために色々と動いていた。本当に、体を動かすことができず布団に横になったまま、食事はほぼ摂らずにトイレのためだけになんとか起き、メールはスマホで返す、ような日々の中でもずっとマカロニえんぴつが鳴り続けた。そのお陰か、なんとか別の研究室に所属し、楽しく研究を進めていった。私の研究生活にはずっと、マカロニえんぴつの音楽が付き添ってくれていたと言っても過言ではないのです。
この辺の話はあまりにも重いので、ここでやめておきます。
ネタバレすると、修士の中間発表と就活が重なって、今うつ状態になっています。

ともかく、最初の音が鳴った。
40分ループで聞き続けたこともあるあの曲のイントロ。
私とマカロニえんぴつの出会いの曲。
その時点でもうダメだった、私は今日この場に来るべくして来たのだ、と本気で思った。今思うと気持ち悪すぎるけど本当にそう思ってしまったし思わされた。音楽の持つ力かもしれない。
ここから一曲ずつ感想を書いていってもいいけれど、まだツアーは四日目なのでやめておく。

MCの面白さも、マンプレや穴兄弟(FCラジオ)で聞いていたそのまま。
生きてる、生きてるんだ、5人とも今おんなじ世界にいるんだな。
これからも5人が、ずっと楽しく幸せに、音楽していてください。

はっとりちゃんが「10年間で初めて、曲をつくったのではなく「できた」」、「そういった意味ではラブレターのような曲ですね」「それを福井での初めてのワンマンで歌えてうれしい」というようなことを言ってくれた。それが「なんでもないよ、」だった。
そのMCを聞いて、私はもう言葉に打ちのめされて、ただただ曲を聞くことしかできなかった。
世間的には、というか曲を聞くととにかく深い愛の曲で、おそらくみんな恋愛の曲として聞いていると思うのだ、別にそれでいいと思う。
でもその時の私は、この曲は「マカロニえんぴつ」と「マカロッカー」の曲なのだな、と感じた。
私たちの前でロックバンドとして存在している自分たちが好きだ、と。
私も、彼らの前での自分が好きだと言えるようになりたい。マカロニえんぴつに出会えてよかった。私はマカロニえんぴつに生かされている。

今回私は上手側、というか上手の端っこと言っても過言ではない席だった。
そのおかげで、よっちゃんのギターやコーラス姿が良く見えた。
よっちゃんほどギャップのある人はいないと思う。勿論今まで画面越しにライブを見てきたけれども、あれだけ近くで(花道まで出てきてくれた)よっちゃんのスマイルを見たら恋に落ちるよ。もう、よっちゃん、推してしまう、恋する、好きだよ、よっちゃん、と思いました。(みんな平等に、好きだよ)
ピックは私の数列前に飛んでいったと思います。ギター弾けないけど欲しすぎたな~
その反面下手組、けんやと大ちゃんはあまり見えなかったのでいつか下手側の席が取れたらうれしいな。エアベースを遠くでしかとらえられなかったのが残念。

はっとりちゃんのMC。
きっと他の方も色んな所でアップされているだろうし、ツアーに来た人のお楽しみだろうから割愛しますが。
最後の曲に移る前の彼のMCの重みが好きだ。
オンラインライブなんかでの言葉を一字一句メモして、つらい時に読み返すくらいに私ははっとりというロックンローラーの言葉が好きだ。
彼のMCを聞くと、3人がマカロニえんぴつとしてはっとりちゃんを信頼しているのもうなづけるというか、不思議なものでめちゃくちゃに説得力がある。やはりはっとりという男はフロントマンなのだと思い知らされる。
私はこれからも彼の言葉に救われ、彼らの音楽に支えられていくのだろうと思えました。
ありがとうございました。

目下の目標は、うつ状態を少しずつ、ゆるやかに、治していくこと。

余談

会場まで、近くの喫茶店でコーヒーを飲んでいた。
お客さんは全員マカロニえんぴつのファンで、ツアーTシャツを着ていた。
お店のマスター(女性だけどマスターで、あっているのでしょうか?)が「そのTシャツかわいいね!何色があった?あとで買いに行こうかなあ」と言っていて、お客さんの1人が「あったら買ってきますよ~」と言って喫茶店を後にしていました。
私も家に帰ってきてグッズの開封などをしていたら、母に「Tシャツいいね~」って言われた。今回のマカロニのツアーT、めちゃくちゃ可愛いです。
実験で汚さないように気を付けないといけないね。

私はマカロニえんぴつのファンクラブ、OKKAKEの会員であります。

このピンバッジ本当にかわいい~くじはどうせ当たんないだろうな~
と思ってファンクラブ用ブースに行きました。めちゃくちゃ手間取った。パスワード再設定した。
そしたらなんと当たりました。各公演50人までの特賞。うそでしょ?
運、使い切ってしまったかもしれません。明日からまた、貯めるゾ

明日からももう少し、生きてみることとします(だってEPとアナログ盤が届くんだもの)