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2022年試験で必ず出題される「A-aDO2」についてまとめました(^^♪

○三学会合同呼吸療法認定士試験の9割は公式テキストから出題されます。
○A-aDO2は、毎年必ず試験に出題されます。
○A-aDO2を、公式テキストから分かりやすく簡潔に引用、まとめました(^^)

A-aDO2とは、肺胞気動脈血酸素分圧交差の事
A-aDO2とは要するに肺胞気酸素分圧(PAO2)と動脈血酸素分圧(PaO2)の差
計算式にすると、A-aDO2=PAO2ーPaO2
A-aDO2の正常値 5~15mmHg
ガス交換障害では,このA-aDO2が20mmHg以上となる
A-aDO2の計算式

PAO2を求める PAO2=(760ー47) × FiO2ーPaCO2/0.8 ※FiO2は吸入酸素濃度の事で数字は0.21

上記の数値を下記に当てはめる A-aDO2=PAO2ーPaO2 ※ A-aDO2の正常値は(年齢÷4)+4以下

A-aDO2の特徴
①シャントで開大する
②換気血流比不均等で開大する
③拡散障害で開大する。
④死腔はA-aDO2開大に伴わない!
⑤Ⅱ型の呼吸不全ではPaCO2の上昇が伴うためAーaDO2は開大しない
→肺胞低換気では、開大しない
※肺胞低換気のみでは、A-aDO2は正常範囲に維持

これからも、出題される可能性の高い部分を公式テキストから引用、まとめた内容を少しずつ記事にしていきます。同試験の受験を考えている方は、読んで頂き、少しでも、合格する為の一助となれは幸いです(^^♪。

※なお皆さんに同試験に合格して頂きたい為、わかりやすく文章を表現する
 為、少し過激な文章となりますが、ご了承ください。


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