見出し画像

車の乗り換えタイミング

皆さんはどのようなタイミングで車を購入しますか?生活様式の変化による影響で買替えや、事故による乗り換え、理由は様々だと思います。

今、僕の所には全損事故によって次の車の購入を検討しているお客様と故障によって修理に多額の費用がかかり乗り換えを検討しているお客様がいます。

今日は修理に多額の費用がかかり乗り換えを検討するケースについて、プロなりの視点で解説しようかと思います。

故障修理で非常にお金がかかる1つの例としてエアコンの故障があります。特に今は夏場でエアコンが効かないってだけで萎えますよね。窓を開けて運転するなんて正直、猛暑日は無理です。信号待ちや渋滞にハマったら普通に熱中症になります。

エアコン修理の実例としてエアコンのガスが抜けてしまうケースが特にお金がかかるのですが、10万円〜というところでしょう。ではエアコンが効かなくなる車はどんな状態かと言うと、過去の修復歴や事故歴にもよりますし、年式が古くなった車も相当します。

そうなると車の買替えを検討されると思いますが、よくアドバイスとして購入するより直した方が安いと言われてる方がいます。

ですが、冷静に考えて、果たして本当にそうでしょうか?確かに一時的には直した方が安いですが、過去の修復歴や事故歴、年式によっては更に別の箇所の修理が続くケースも多々あります。

僕の考える買替えの最も良いタイミングは、『その車の今までの元を取った』タイミングです。

具体的に掘り下げると、例えば100万円で購入した中古車に6年乗ったとします、このタイミングで10万〜20万円ほどのエアコン修理が必要になった場合、僕は買替えには良いタイミングだと思います。

なぜかと言うと、まず100万円に6年、年間で約17万円、月で約15000円の車両になります。リースで借りるよりも遥かに安い価格で乗っていたわけで、殆ど元は取ってますよね。そこに多額の修理が入った場合、逆に修理費用の元が取れなくなるんです。そう考えると、車の乗り換えは修理費用がかかる、かからないの二元論ではなく、元を取れているか?と言うポイントになります。

これが僕の考える適切な乗り換えのタイミングになっていて、お客様にもこの考えをベースにアドバイスをさせて頂いています。





この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?