【螺旋丸】二つの属性を一つに融合させて起こる化学反応

　螺旋丸は何度も描いてきたけれども、なかなかうまく描けない・・・。

　本来、相反する、または全く関係のない二つの物、価値観、考え方、性質、アイデアなどを一つに融合させることで起こる化学反応というのは、時に社会全体に絶大な影響を与えることがある。螺旋丸の破壊力のように・・・。

　味の発見もまた面白い。スーパーカップバニラに醤油を垂らして食べるとみたらし団子になる。元を正せば甘味と醤油の組み合わせ。イメージもしやすいかもしれない。

　じゃあ、熱々の塩ラーメンに同じくバニラアイスをブチ込んだらどうなるんだろうね？あまじょっぱい感じになるのかな？美味しいのかな？誰かやってみて(笑)

　誰もが考え付きもしないようなことは、そう簡単に発見できるものではないし、当然、イメージや想定すらもできない。

　人は、これまで一切考えもしなかったような新しい物や発想、新しい手段・手法に対しては、自分が知らないこと、理解しにくいことというだけで不安になったり敬遠したりする傾向にある。前例がないことを全て避けていると、きっと良いことも避けてしまうのかもしれない。

　「ペンパイナッポーアッポーペン」はなぜ世界各国から人気を得たのか。誰もやったことがなく、カオスなリズムと歌詞、特別何を意味しているわけでもないのに人気が殺到した。これがまさに、「前例のない人気獲得の手法」だったのかもしれない。

　変わり者はバカにされたり嫌われたりする一方、爆発的な人気も同時に獲得する性質を持っている。他に染まろう染まろうとしている人間がそんな事態に至ることは１０００％あり得ない。

　共通項がないと人と関われないとか、関係が長続きしないとかいう一辺倒なことを言う人が要るけれども、「それはお前だけの話だろ。」「お前がそう思っているだけだろ。」と思いながらそういう話を聞くことがある。

　実際には、真逆の性格、まるで異なる趣味を持った夫婦がめちゃくちゃ長続きして円満な老後生活を送っていたりする。

　あまりに共通項が多すぎると、早い段階で飽きが来る。それを避けたいのであれば、自分とはほとんど共通項のない人との出会いを大切にするべきだと思う。残りの人生をより長くその人との時間に費やしたいのであればね。

　正しく大人しい人生が万人にとっての幸福な人生ということではないでしょう。波乱の無い人生なんてスカスカで重みがない。どんな波乱に見舞われても後で笑えるような生き方が本来は望ましいし、話すことで誰かの糧にしてもらえる。

　と思うのだが、どうだろう（・∀・）あは♬