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◆W杯日本代表サポーターのゴミ拾い批判

 結論から言うと、「やらない善よりやる偽善」を許せないちょっと頭の悪い人たちが騒いでいるだけの話でしかない。

 しかも、世界中から称賛の声が届いている一方で、そういうサポーターを批判しているのは日本人だったりする。完全に嫉妬から出る批判だよね。

 人の足を引っ張るような騒ぎ方をする文化は日本だけ。何が許せなくてそういうことをするのかを問い正しても、「現地で清掃員として働いている人たちの仕事を奪っていることになるから悪だ」みたいな論理が際立ってるんだけど、そもそもね、「ゴミを拾うことも仕事のうちだ」という考え方が前提にあるから良くないんじゃないかと思うんだよね。

 本来あるべき姿を前提とするのであれば、「ゴミを拾うことを仕事として成立させていること」そのものがおかしいのであって、そんな生産性のない作業を仕事にするくらいだったら、サポーターの善意に委ねてやってもらったほうがコスパは良いし、仮にそれが偽善による行為だとしても世界中が称賛しているのだからマイナス要素はゼロではないかなってのが私の見解。

 バスや電車で高齢者や妊婦さんに席を譲る行為に対して批判する人がいるでしょう?「偽善だ」と。そうやって言いたくなる心理ってなんなんだろうね?「人前で良い恰好をしようとしている」「見栄を張っている」などと皮肉っぽく言って周りの人間たちがそれに同調する空気感は違和感しかない。別に偽善でも目の前の人が座れて助かるならいいじゃないの。

 それだけ周りの目を気にする人間たちが多いのが日本の特徴なのかもしれないね。周りの誰もがやらないことをやるだけでそんなふうに叩かれる文化が日本では常態化している。

 日本ってそういう国なんだなって思ったら逆に偽善だろうがなんだろうが周りの目を気にせずどんどんやっちゃいたくなるけどね。別の言い方をすると、他人のやること成すことに文句を言わないと気が済まない人たちがツイッターでツバを吐くようなコメントを繰り返して炎上を楽しんでいるわけだ。

 日本で起きている炎上騒動なんて程度が低すぎて見るに値しないことばかりでしょうに。日本代表のサポーターを批判しているアンチも、現地にいたら一緒に混ざってゴミ拾いをするんだろうね。同調圧力に屈しやすい人たちだから。滑稽な話である。

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