vol.108の収録裏話

こんにちは、モコです。
裏話というか、言いそびれたことをいくつか。
まず、一番言いたいのは、オスナと契約したソフトバンクGJってことです。
オスナはソフトバンクに早く馴染むためにWBCを辞退したんです。
メキシコのブルペンにオスナがいたら、日本は勝てなかったかもしれない。
それと、近藤もメジャーリーガー相手に簡単に出塁してて、タイミングが合えばメジャーに行ってたかもしれない選手。
ソフトバンクの補強はエグい、金使いすぎ、などなど言われてましたが、メジャーリーガー2人と契約したと思えば安いもんです。

もう一つちゃんと言いたかったことは、ダルビッシュの凄さです。
宮崎キャンプからちゃんとダルビッシュが参加してたことがチームの結束に物凄く効果的だったということは皆さん分かってると思うんですけど、野球ファンが思ってる以上に世の中へのインパクトは大きかったと思うんです。
私の周りには、仕事柄、野球ほとんど分からない興味ないというパートのおばちゃんが沢山いるのですが、当時みなさん口を揃えて「ダルビッシュがチャーター機で来たね!」と言っていました。
私の野球好きは有名なので、みんなして私のところへ伝えに来るのです。興奮気味に。「ダルビッシュが来た!」と。
体感的には「エリザベス女王が来た」くらいの盛り上がり方でした。
あのチャーター機というものに馴染みがないのか、大統領が乗るような物に乗って来たからダルビッシュは凄い人なんだ、みたいな認識のようでした。
野球ファンとしては、メジャーリーガーは大抵チャーター機で移動するのを知ってるので何とも思いませんが、非野球ファンにとっては「チャーター機=なんか凄い!」なのですね。
ダルビッシュのことは名前くらいしか知らないがチャーター機で来たということは何か凄い人に違いない、チャーター機で来るような人が参加する今回のWBCってなんか凄そうだぞ、と。
あのインパクトで日本中が一気に注目したのです。
ダルビッシュはそんなの狙ってなかったと思いますが。
その後も「ダルビッシュって巨人の選手に教えたりしてるんだね、優しいね」(たぶん戸郷のこと)とか「ダルビッシュが奢った焼肉っていくらぐらいしたの?」とか、ダルビッシュのおかげでみんながWBCの話題を口にし続けました。
おかげで私も、2月のうちに職場に「3月中旬はWBCがあるので休みます」と言いやすくなりました。
本当にありがとうダルビッシュ!

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