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心は熱く!頭は冷静に!

ランニング教室やランニングクリニック、はたまた個別サポートでも聞かれるペース配分について、今回は長々と書いてみようかと思います。
長くなってしまいますが興味がある方は最後まで一読ください。

【 上記のリンクから抜粋 】
① 練習ができていないのに高い目標設定をする。
② 調子が良いと錯覚してしまう。
③ 実力以上のペースや無理なペースアップをする。
④ 周りに流されて走ってしまう。
⑤ 防寒対策を早々に破棄しまう。
⑥ コース図を鵜呑みにしてしまう。
⑦ コースの位置取り、蛇行、コースの横断。

① ~ ④ はレース当日までの問題。
⑤ や ⑥ はコース情報への対策ミ。
⑥ と ⑦ は目から入る情報への判断ミス。

今回は①と③と④について、さらに踏み込んで書いています。

① 練習ができていないのに高い目標設定をする。
③ 実力以上のペースや無理なペースアップをする。
④ 周りに流されて走ってしまう。

この3つは大会へ出場して走るときでも練習で走るときでも大事なことで、大会であれば7割8割の距離ぐらいから大幅な失速へとつながりますし、練習であれば身体のどこかを痛めてしまう原因になります。

目標を設定して練習へ取り組むことは良いことですが、自分の現在のレベルを把握することができてこそ大会での目標設定や練習での目標設定が具体的なものになっていきます。
旅行で例えるとしたら目的地を設定したまでは良いのですが、何となくそっちの方向へ進み始めた感じでしょうか。その状態でもいつかは目的地へ着くことは可能だと思います。でも、途中で道に迷ってしまったり、目的地へ到着することができずに帰路につくことになり…(帰路につこうにも道が分からない)。なんてことになることが想像できますよね。

ということで少し反省タイム。

FacebookやTwitterなどのSNS上で後半になって大きく失速をしてしまった人が「走り込みが足らなかった!もっと走り込もう!」と書いているのを見たことがある人もいるはずです。また、「俺もそうだ!」「私もなるなぁ。」と思っている人もいるはずです。

でも、ちょっと待ってください。
最後まで走り切れてゴールをすることはできてますよね?
ということは足りないのって…
簡単に「走り込みが足りなかった!」と述べてしまうのは大会のことをしっかりと反省できていないのではないでしょうか。

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