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漫画「JIN―仁」から教わった「目の前のことに一生懸命に生きること」

今さらながらですが、ふと見かけて気になったので
はじめて読んでみたところ、色々な学びがありました。

現代の外科医が、江戸時代にタイムスリップし
人々の様々な病を、現代医学で救い
その時代の人々と触れ合っていくという内容です。

振り返ってみて思うのは、今の自分たちがあるのは
今までの長い歴史のおかげということ。

医療技術もまだ発展途上だった、江戸後期〜明治時代。
当時は神頼みにすがるしかなかった、コレラなどの疫病が
今ではワクチンもあり、治せるようになっています。

未来の人たちにより良い国を残そうと、当時の人たちが
頑張ってくれたおかげで今があるんだな。と思います。

僕の仕事である、デザインもそうかもしれません。

紙と手書きで描いていた時代から
パソコンをあやつり、デジタルツールが当たり前の世の中に。
便利な世の中を生きているなと思います。

ただ、時代が古くても新しくても、
技術が発展しようとしまいと、本質としてやる事は同じ。

「誰かの悩みごとを解決する」という意味では
医者もデザイナーも、あまり変わらないかもしれません。
(医者は患者を選べないという部分での違いはあるかもしれませんが)

また、仮に技術が発展していない時代や場所にいったとしても
これまで身につけた知識はなくならないし、自分の中に確実に
血となり肉となっている。という事も教えてくれている気がします。

今のコロナ禍と、時代背景が同じ感覚だからかもしれませんが
久しぶりに希望をもらえた作品でした。

主人公の南方仁はいつも「なぜこの時代にきたのか?」を考えながらも
日々起きる、病気と患者に時代を変わっても向き合い続けています。

ただ、目の前のことに一生懸命になる事。

僕は医者ではないですが、何かを次の世代や子供たちに引き継げるよう
今ある立場に感謝しながら、日々を過ごしていければと思います。

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