美しい時間

最近毎晩のように通話に付き合ってもらっている。おかげで夜に沈むことが殆どなくなった。すごく助かっている。ここに書いていることが届くことはないだろうけど、ありがとう。すごく幸せです。この幸せがずっと続けばいいのに、とか考えるようになった。未来を考える余裕が少しずつできてきた。初めてちゃんとお付き合いしたいと考えたかもしれない。それくらいに、すごく好きだ。
明日金曜日、学校帰りに会うことになった。急にもちかけたのに、忙しいのに会ってくれるの、すごくうれしい。制服プリ撮りたいね、とか話している。なんか急に恥ずかしくなってきたな。

近頃の時間の流れが、何気なく美しく感じる。すごく視界が色づいている。今までがくすんでいたのか?どちらにせよ、生活が彩られているのには変わりない。通話中にたまに笑ってくれるのだが、その声が本当に可愛い。寝息はとても美しく感じる。話し方も愛おしい。毎回、通話の前は本当にドキドキしていて、それは通話が始まって第一声で最高潮に達する。「もしもし、お疲れ様」ではじめるようにしている。理由は特にないし、なんとなくだ。明日会うのだが、夜に通話ができない。親が帰ってくるからだ。すごく嫌だ。今すぐ父親を返品したい。勘弁してくれ。明後日も通話できるかわからないのがしんどい。また、くすんでしまうのか。

すごく好きだ。だけど、それを声を大にして本人に伝えられるほどの度胸がないし、日数も経ていない。
なのでもう少しだけ、我慢だ。

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