5/1(2)

永遠を望むような瞬間、たとえば、ここでずっとこうしていたい、と感じるには、その後にやらねばならない事や、いずれは退屈してしまう、という現実の存在が不可欠であること。
ぼくたちは否が応でもそれを認識しているからこそ、しばし永遠に想いを馳せるのである。

現実は、夢見るひとにとって、優れた薬味であり続ける。