20歳が終わった。

お酒を飲めるようになった20歳と違って
21歳はなんだか味気ない。味気ないのにやってきた。

これからどんどん若さでちやほやされることが無くなるのかと思うと少しばかり不安だ。
このどうしようもなくどうでもいい不安を纏いながら
私は生きていく。いつか慣れてしまうことへの恐怖も孕みながらケーキを貪る。糖分を取ると疲れやすくなる、らしい。
食べても食べなくても疲れるんだから断然食べた方がいい。

苦手だったものを好んで好きだったものさえも忘れちゃうくらいに目まぐるしい日々が続くので多分、今日のことも忘れちゃう。
みんなで手を繋いでゴールすることは不可能だから
せめてもの優しさを他人と自分に。21歳、こんにちは。

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