私が数年ぶりに人を好きになったという話
まだ20数年しか生きていない私ですが、自分から人を好きになることがかなり少ない人間だと思います。
初めて自分から人を好きになったのは高校生の時。地元の違う高校に通う男の子でした。
身長185cm、バスケ部。お洒落で、洋画や洋楽に詳しい。そして何よりめちゃめちゃギャグ線が高い。顔は特にカッコよくなかったけど、こう書くとめちゃめちゃハイスペックな人を好きになってたんだな、と実感。
めちゃめちゃアプローチして、1年経つ頃には、毎日寝落ち通話して、朝までくだらないことで笑い合えるような関係になっていました。
その後、大学進学で2人とも上京。目黒川沿いのお花見も、美術館巡りも、横浜中華街も。
思い出すだけで切なくなる大切な思い出です。
その後どうなったかは言いたくないけど。
大学に入れば、沢山出会いがあって、視野が広がる。もっと良い人が沢山いる。
そう言われて、失恋から立ち直った私でしたが、結局大学生活で彼と同じくらい好きになれた人は居ませんでした。
おいおい、どーしてくれんだよ。居ないやんけ。
と思いつつ。
それでも何人か私を気に入ってくれる人が居たりして、なんとなくその寂しさをぼんやりと埋めながら、過ごしてきました。
でも大学3年生の冬。
本当に久しぶりにすごく素敵だなと思える人が現れたんです。
その人は先輩で、すごく頭の回転が早い人でした。独特の雰囲気があるけど、すごく人当たりも良くて、なんだかおもしろい。変わっているけど、それが妙に魅力的でした。何よりその人の話し方と声がすごく心地よくて。
帰り道が一緒だったので、話す機会は多かったと思います。就活の相談によく乗ってもらっていました。頼り甲斐もあるし、何より親切で面倒見がいい。少しずつ惹かれていったんですねえ。
それでまあ私なりに色々とアプローチをしたりして、一度だけ一緒にお出かけをしました。
それは色々思うところがあるお出かけでもあったけど、総じてすごく楽しくて、私はすぐにまた会いたいと思いました。
勇気を振り絞って、次のお出かけに誘ってみたけれど、丁度入社のタイミングだったこともあり、「わかったら連絡するね」というお決まりの言葉を頂き、、え、もう6月?あれ?
まあそんな感じで久しぶりに好きになった人とはちょっとタイミングが合わなかった模様です。
でも私も結構我儘な人間なので、意外と自分をお姫様扱いしてくれる人と上手く波長があったりする部分があります。
それを考えると、その人は完全にそういうタイプではないし、少しのときめきを味わう為に、神様が与えてくれた人だったのかなと思いました。
少し前まで連絡来ないかな〜とか思ってたけど、流石にもうモードが終わってしまった(笑)
先輩、お仕事頑張ってくださいね。
私も就活頑張ります。
久しぶりにとっても素敵な人だなって思える人でした。
お体にお気を付けて。
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