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どう考えるのが正解なのかという話

結局、実家に帰り、祖母の一周忌に出た。

親戚が想像以上にたくさんいて、話すのが本当に辛かった。

父にも母にも、顔を向けられなくて、可笑しな態度をとってしまった。

祖父にも気を遣わせてしまった。

父も母も私と話す時間を持とうとしてくれて、就職以外に院進してもいいし、みたいな話もしてくれた。

こんなに何でも応援してくれて、支えようとしてくれる理解ある両親が居ながら、こんなに悩んで落ち込んでいる自分は贅沢だと思う。

なぜかそんな2人に反発してしまう自分のことは嫌いだし、子供すぎて苛ついてしまう。

こんなに愛情を沢山注いでもらっているのに、自分自身を信じられない、愛せない、理解できない、肯定できない、なんて、1番悲しませてしまう状況になっている。

でも、最後に母に自分の気持ちを話すことができた。

内容はざっくりと、第一志望に落ちたことに落ち込んでいるわけではないこと。

実は自分がその業界でやりたかった夢はもっと他にあるけれど、怖くて挑戦できないから同じ業界の違う職種に逃げてきたということ。

そしてこれは、過去に夢に挑戦して挫折した経験を誤魔化して、自分に嘘をついてきた結果で起きていることだということ。

ここまで自分を騙して生きてきてしまったことを後悔していること。

その過程で自分を見失ってしまっていること。

それに対する母の答えは、

「自分のこと見失ってないよ、ちゃんとわかってるよ、今話したことが自分の話なんでしょ?」

「みんなそうやって誤魔化して生きてるんだよ。でもそれが耐えられないから辛いんだね。」

そして、今内定をもらっている企業の入社時期を2月にずらし、それまでの期間で、今まで誤魔化してきた夢に挑戦すれば良いということ、その上でやっぱり違う仕事がしたいなら就活すれば良いということを提案してくれた。

勿論私にとって今1番ベストな回答。

就活も終えられるし、自分のモヤモヤも解消する猶予があるし、何よりまたやり直せるチャンスがある。

でもこれを選択して良いんだろうか。

楽な方を選択して良いんだろうか。

何かが引っかかるし、これは私がまだ自分に向き合い切れていないからだと思う。

就活は終えるとしても自己分析をしっかりやり直そう。

その上でもう一度進路を考え尽くす。

それからならどんな選択も受け入れられるはずだ。

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