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四間飛車の棋譜添削

▲66銀型四間飛車

居飛車穴熊対策として
四間飛車が棒銀戦法のように使っていく

△62飛と回れせれば
作戦勝ちと言って良いが…

一体、ここからどう攻めていけば良いのか?
が今回、一緒に考えていくテーマだ

参考棋譜

▲7六歩 △8四歩 ▲6六歩 △6二銀 ▲6八飛 △5二金右
▲4八玉 △4二玉 ▲3八玉 △3二玉 ▲2八玉 △5四歩
▲3八銀 △5三銀 ▲1六歩 △1四歩 ▲5八金左 △3四歩
▲7八銀 △3三角 ▲7七角 △2二玉 ▲4六歩 △4四歩
▲6五歩 △4三金 ▲6七銀 △3二金 ▲6六銀 △1二香
▲5六歩 △1一玉 ▲7五銀 △6二飛 ▲8六歩 △2二銀
▲8四銀 △4二銀 ▲7五銀 △2四角 ▲8五歩 △4六角
▲6九飛

まで43手で中断

実戦は

▲86歩。
これは好手で次の▲84銀を狙っています。

好手

単に▲84銀だと

△82飛の反撃がある。

▲75銀は△87飛成がある。

成られない為の▲86歩だ!

▲66角と受けても△45歩が上手い

▲84銀が負担に

これは居飛車穴熊優勢だ

本譜に戻りまして

▲86歩以下

再掲

△22銀に穴熊が完成しますが狙いの▲84銀。

細かくポイントを稼ぐ

△42銀

松尾流4枚穴熊。実戦の進行だ

▲83銀成。
これが今回、修正したい一手だ。

この成銀がこれ以上に生きる道は無い

▲75銀。
「銀は中央に使うべき」だ

次に▲64歩の突破もみせる

△24角

四間飛車の▲64歩を牽制

攻めを焦らせるつもりで

▲85歩

8筋に「と金」を作ればもちろん有利だが
真の狙いは居飛車の無理攻め

△46角▲69飛

馬を作らせてはいけない

これからの四間飛車は
「一方的に攻め続けるor守り倒す」のどちらかの展開を目指してほしい。

方針

この戦型で大事なキーワードは
「攻める」というよりは「ポイントを稼ぐ」イメージで指すのが良い。

また8筋は「歩」を伸ばしていくのが一番。

ここで難しいのは8筋を破って攻め倒す!
という気持ちでは無い。
囲いの堅さが違うので「攻め合いになるのはダメ」

居飛車穴熊が無理やり攻めてこなければ8筋に、と金が出来るよ!
という「圧力=プレッシャー」をかけている気持ちが大事だ

四間飛車は
「一方的に攻め続けるor守り倒す」の展開を目指してほしい。

ありがとうございました。

こういう難解な箇所、局面はzoomを使った
ねこまどの一対一のオンラインレッスンの講師として
詳しく説明しているので、ぜひとも活用してほしい

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