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第34回。四間飛車のポイント

ノーマル四間飛車vs居飛車持久戦

今回のポイントは居飛車の陣形。
「△74歩は急戦を目指した手」なのに
「△44歩43金」は持久戦を目指した手だ

三間飛車へ

今回は相手の形をみて「振り直す」

居飛車のアンバランスな陣形の急所を突くのが
この「▲78飛」だ

それでも四間飛車なら▲65歩もある

△74歩を悪手にするのが今回のテーマ

△33角に▲68角

飛車を使う為の角

7筋交換出来れば振り飛車良し。
居飛車の対策は①△64銀と②△72飛だ

①△64銀


▲75歩を防ぐ

▲65歩

「歩越し銀には歩で対抗」の型

△同銀▲75歩

▲77桂の「銀ばさみ」もある

以下△同歩▲同飛なら振り飛車成功だ

②△72飛

落ち着けば穴熊などに堅く組める。
と考えた手

7筋交換阻止

向かい飛車へ

▲86歩
ここから仕掛ける

8筋に飛がいなくなったところを狙う

△同歩▲88飛

機敏な動き

これは、もともと四間飛車だった振り飛車が有利。

結論

「振り直し」の手損をしながらも
四間飛車が好調なのはなぜだろう?

それは
「美濃囲いvs不安定な玉型」にある。

積極的に飛車や角を交換にいけば
必ず「陣形差が出てくる」と言える

以上です。ありがとうございました。
いかがでしたでしょうか?

こういう難解な箇所、局面はzoomを使った
ねこまどの一対一のオンラインレッスンの講師として
詳しく説明しているので、ぜひとも活用してほしい

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