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第41回。四間飛車のポイント

四間飛車に出来ない時

4手目、袖飛車だ

△75歩を狙う

予め三間飛車にしたい。

戦いの起こる筋に飛車を振る

始め四間飛車にしたとしても
△75歩と仕掛けてきたら後ほど▲78飛と指す事になる。

だったら今振る方がお得。

「居飛車は早々作戦を決めて過ぎている」

美濃囲い

数手進んだ局面だが
この▲58金左が良くない。
「相手の攻め方との相性が良くない」の意味だ。

きれいな形だが△75歩の仕掛けを与えてしまう

▲68金型。これなら
△75歩の仕掛けに備えている

急戦に対応し
後の△77歩の攻めに▲同金を用意。

実戦例


高美濃囲いの美しい形だが…

高美濃囲いは上からの攻めには強いが
横(左側)からの攻めに弱くなる

△75歩から攻められて△77歩で振り飛車が不利。

▲47金が居飛車急戦との
相性が良くない。

以下▲同飛なら△66銀で居飛車良し。

修正案

▲68金~▲57金のルーが理想です。

手厚くしておき
片銀冠の陣形を目指す

急戦を受ける仮想図。
△77歩は▲同飛と取れる。

△75歩からの急戦をシャットアウト

駒組例


以下の↓図は
急戦をバッチリ受け止め持久戦になった模様です。

次に▲45歩~▲46金で作戦勝ち

右側の陣形を盛り上げて行くのが形の良い振り飛車のコツです。

以上です。ありがとうございました。いかがでしたでしょうか?

こういう難解な箇所、局面はzoomを使った
ねこまどの一対一のオンラインレッスンの講師として
詳しく説明しているので、ぜひとも活用してほしい

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