第11回。四間飛車のポイント
四間飛車穴熊
私が一番得意なのが、この四間飛車穴熊。
短時間での大会やネット将棋に向いています。
序盤~中盤の理解が難しいですが
一度優勢になれば
終盤で逆転されにくい性質があります。
穴熊囲いの活かし方
穴熊は堅さが武器なのはもちろんですが
「遠さが最大の武器である」ことを
解説します
居飛車引き角戦法
居飛車、引き角戦法に対して
22飛と回って向かい飛車に変化しました。
堅さを目指すと
↑の局面からさらに
堅さを目指すとこうなります。
振り飛車側の方が堅いので
飛車角総交換のようになれば
穴熊が生きます。
ですが図のような戦いになると
左側だけでの戦いになり、結果
抑え込まれるような展開は居飛車良しです。
63金型で歩を伸ばしていく
63金型にするのはバランス重視と
思われがちです
勿論バランス重視なのですが
「右側の歩(4筋3筋)のを伸ばしていける」
のが大きいです。
遠さを活かすとは
玉側(右側)の歩を伸ばし、歩を突き捨てていくことで
「居飛車側の王は2段目に居るので
王手がかかりやすい」状態が生まれます。
逆に穴熊の玉は1段目。すぐに王手がかかりません。
一見、歩を伸ばしていくことで穴熊の
玉型が薄くなってしまうと思われがちですが
上記の理由で結果的に穴熊が活きることに繋がります。
穴熊戦法は左側で戦い、右側で勝負する
左側で戦い、持ち駒を蓄えて
右側の玉頭で勝負しましょう。
いかがでしたでしょうか?
こういう難解な箇所、局面はzoomを使った
ねこまどの一対一のオンラインレッスンの講師として
詳しく説明しているので、ぜひとも活用してほしい
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