学習のめあて

2月15日(土)

6時台に目覚めるが朝食の材料がない。なにしろ米がない。わずかに炊いた玄米ご飯くらいしかない。

ほんとうは筋トレでもするべきなんだろうが、だらだらと動画を見て時間をすごし、8時前くらいに子供部屋に顔を出してみる。

上の子と下の子は並んで寝ているが、上の子の体が斜めになって、下の子側にはみ出しており。わずかなさ三角形で寝ていた下の子が文句をいいながらめざめたところだった。

頃合を見計らって「パン屋さんでパンを買ってきてもいい?」ともちかけて了承を得た。ガッツポーズ。

朝食をパン屋さんのパンにするのは最高だ。

1、作らなくて済むから楽。洗い物も楽。

2、パン屋さんでの買い物は楽しい。

3、クロワッサンとカレーパンという好物セットを決められる。

下の子と妻は習い事に行き、私は上の子をつれて、4月から通う小学校の保護者説明会に参加した。昨日今日と開催されており、昨日は妻が行って説明を受けてきたが、今日は私が参加して何やら交流することになっている。

30名ほどいて、男性は3名。

始まる前は「専業主婦の方とか話合うんかなー」と危惧していたが、実際に皆さんを目の前にして、そもそも職業で先入観を持っていた自分の愚かさを恥じることとなった。いたのは全員が「人の親」であり、それ以上でも以下でもなかった。

廊下に、さんすうのノートの取り方というポスターが貼ってある。上から何行かを四角く囲い、そこに問題か「めあて」を書き、その下に数式などを書いてくのだという。

いちいち細かいな、というのはさておき、めあて、だ。

学習のめあて。大人になってからは「●●を目当てに、」という熟語意外であまり使わない単語だ。まさに小学校用語という趣がある。25年ぶりくらいに思い出した。

帰って、ベランダから小松菜をすべて収穫する。子供が3株ずつ、合計6株抜いてプランターは空っぽになった。

葉っぱを齧ってみる。味が濃い。大振りに刻んで、残った玄米ご飯やら冷凍ご飯をかき集めて、小松菜が主役のチャーハンに。結構苦いが子供たちもよく食べた。

下の子と妻が買い物に行っている間、上の子と空箱をつかって「すいぞくかん」をつくった。

ケーキの箱を、手前に開くようにして、内側の奥の面に水色の画用紙を貼り付ける。私が画用紙に魚(マンボウ、カツオ、タツノオトシゴ、フグ)の絵を描き、子供が切り抜いて、箱の上から糸でつるすなり奥に貼るなりする。最後に透明なパックを切り抜いて前面に貼り、箱に持ち手をつけて完成。

なかなかかわいい持ち運びすいぞくかんができた。

今度はバトンタッチして下の子をピアノ教室につれていく。男の子が「うまく弾けなくてくやしい」と泣いていた。かつての自分を見るようだ。

夕食はアジの塩焼き、味噌汁、ふろふき大根。戸棚をひっくり返すとパックご飯が余っていたのでそれで。上の子もよく食べたので安心。

風呂場では上の子が「お湯をかけたところだけ体を洗います」といってぴょこぴょこ動き始めた。風呂桶ですくって、湯を投げるように右肩にかけると、彼女は右肩に石鹸をつけた。

なかなか面白いゲームだ。すいぞくかんといい、今日の長女は冴えている。


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