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Tea room 「並アマゴルファー(2)」  作業モード

作業モード

<手指の神経支配>

こんにちは、4軸構造です
Tea roomのマスターをやっています

あっ、常連の並アマゴルファー・ボギー君が来店しました

・・・・・・

BB:「右手4指、第2関節の使い方」とか「手指の神経支配」が、イマイチ・分かりません                            先日も「シッタカ理論派さん」が「初心者ゴルファーさん」に、ゴルフ関連で「手指の神経支配」の蘊蓄を述べてました

4軸:どんな話でした?

BB: なんでも、指の屈伸運動の訓練をすると、薬指(4指)が一番、鈍いんだけれどもどうしてか知ってる?・・・のような


「シッタカ理論派」が「初心者ゴルファー」に話した内容
「手指の末梢神経支配は2,3指が正中神経、5指は尺骨神経支配だけど、薬指(4指)は特別で中指側が正中神経、小指側が尺骨神経の2重支配になってるんだ。それで薬指は鈍感で他の指よりも動きにくいんだね。それを理解して神経を鋭敏に研ぎ澄ますべきです。」


BB: 薬指は鈍感だから鍛えるということなのかなぁ

4軸:「シッタカさん」は当初、薬指を弱点だと考えてたようです    「指の神経・・・」とコメントしたとき、何か思いついたみたいですよ
最近は「スイングはリズム、モード、α」と言っています

BB: リズム、メロディー、ハーモニーに似てますね

4軸:ずっと、スイングを日本舞踊に例えてたんですが、今度はjazzかよ・・・という感じです

BB: 「初心者さん」は「シッタカさん」をとんでもない「気まぐれ」と言ってますよ。
1~2週前の理論がひっくり返るのは当たり前、へたすりゃ3日まえに言ったことをすっかり忘れて別理論のご高説を聞かされる・・・振り回されてかなわん・・・



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4軸:ん~、話を「指の神経支配と「リズム&モード」に戻しましょう  「ゴルフ君」を上半身と下半身の回転モデルと考えています  

・・・・・
「ゴルフ君」の下半身を右回転し連続して左回転左回転したとき
{上半身が下半身に少し遅れて右回転}→{下半身が左回転+上半身が右回転}→{上半身の左回転}の運動経過をとるスプリングの柔らかさに興味があったようでした。
・・・・・・

BB: スイングの運動様式にスプリングの硬さがどう関連するのですか?

4軸:下部胸椎群がスプリングに相当すると考えています。       上部胸椎群は上半身作業を支えるパーツ、腰椎群は骨盤回転運動を含めた下半身作業を支えるパーツです

BB: スプリングに相当する下部胸椎群の硬さというか柔軟性というか・・・何か規定する因子がありますか?

4軸:{内肘・前腕・手}の作業モードという概念を明確に意識しました。
ヒトは上肢でいろんな運動をしますが、粗大筋力作業と巧緻(運動)作業の2種類に大別できます。
それぞれに対応して全身と{内肘・前腕・手}の機能状態を「粗大筋力モード」と「巧緻作業モード」に分け、{内肘・前腕・手}運動を「モードで制御する」ことを思いついた・・・


BB:  「モード制御」をもう少し具体的にお願いします。

4軸:「目標スイング」の上肢動作から「粗大筋力モード」の関連動作を排除するためです。                          重量のある荷物を持ち運ぶなどの「粗大筋力モード」時の下部脊柱群は作業荷重に対応するべく「カチッとした固定状態」に移行します。

「粗大筋力モード」時のスイングは上半身と下半身が一緒に回転します
「ゴルフ君」で言えば連結スプリングが硬すぎる状態に相当し上下運動の柔らかな連動は期待できません

BB: どんな上肢作業が「粗大筋力モード」に関連しますか?

4軸:意識的な肘関節の屈曲・伸展や手首関節の固定(意図的なコックも含めて)、概して意図的に行う作業は危険だそうです
結果的にそうなる「受動姿勢」が「巧緻作業モード」キープのポイントです

BB: スイングを「巧緻作業モード」で構成する方法は?
手指に関連する基準はありますか? ・・・・もしかしたら薬指が関係するのか!

4軸:御明察!「巧緻作業モード」でのクラブ支持のポイントを薬指の利用と考えたのですよ

BB: なるほど薬指が「巧緻作業モード」キープのポイントなんですね・・・

4軸:実際に脊柱を意識しながら指を屈曲してみると2,3,5指では下部胸椎近傍が緊張しますが、4指でははっきりしません

「シッタカさん」手指把持機能の弱点だと考えていた4指の隠れた役割を理解したと興奮してました・・・もう少し詰める作業が必要ですが・・・


BB: ところで「作業モードからみた上半身運動」はどうなりました

~~~                              「薬指を(Impの)クラブ保持に利用すれば、巧緻作業モードを保つことが可能」・・・
「深部感覚訓練で下部胸椎の状態を踏まえて作業内容を分析すると、身体作業モードの理解が可能」・・・
                     ~~~

4軸:・・・ちよっと、期待はずれですか?

BB: 振り回されるのには慣れています・・・(^^♪

4軸:あっ、そ~なんだ・・・・(*^_^*)


【おねがい】                           Tea Roomは「夏休み研究」・「スイング研究」がベースになっています  併せご一読ください


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